医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問13
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問題
医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 医療用語及び医学・薬学の基礎知識 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
次の中から、誤っているものを選びなさい。
- 転帰とは治療の経過、結果および見通しのことで「治ゆ」「中止」「死亡」の分類がある。
- 検証番号とは1ヶ月の診療の全例を、レセプトに診療順に付与した番号である。
- 返戻とは、医療機関から提出されたレセプトに疑義事項があり、増減点の連絡や内容確認のために審査支払機関から関連する書類が送付される一連の流れである。
- 再請求とは、返戻されたレセプトに修正等を行い、審査支払機関へ診療報酬の再請求を行うことである。
- 職域保険とは会社員が加入する被用者保険のことである。
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この過去問の解説 (3件)
01
レセプトに関する問題です。
記載要領はもちろん、請求業務や返戻業務など幅広くルールがありますので正しく理解しておきましょう。
正しいです。治療継続の場合は無記載とします。
誤りです。検証番号とは、保険者番号の末尾に表記される1桁の数字のことで、保険者番号の誤りを検出するために使用されるものです。
正しいです。支払基金や国保連合会がレセプトを審査した結果、記載項目の不備や不明点などがあり、医療行為の適否について判断ができなかった等、請求内容が不適切であると判断された場合や、何かしらの疑義があった場合、レセプトが医療機関に差し戻されます。このことを「返戻」といいます。
正しいです。医療機関に返戻されたレセプトは、疑義等を訂正した上で再度請求します。返戻されたレセプトを再度請求しなおすため、支払等は1か月以上遅れてしまいます。査定されないようにすることが大切です。
正しいです。「協会けんぽ」や「組合保険」等が該当します。
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02
この問題では、レセプトに関するものが多く出されています。
レセプトは記載に関することだけでなく、返戻や再請求についてもしっかり覚えましょう。
では、問題を見ていきましょう。
正しいです。
文のとおりです。
誤りです。
検証番号は別名チェックデジットともいいます。
数字列の誤りを検知するために付加される数字で、
数字列に対しある計算をすると付加された数字になるようになっています。
保険者番号の末番はこの検証番号です。
正しいです。
文のとおりです。
正しいです。
文のとおりです。
正しいです。
狭義の社会保険が職域保険と呼ばれるのに対し、国保のことを地域保険といいます。
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03
正解は2です。
1.レセプトに記載が必要な転帰とは治療の経過、結果および見通しのことで「治ゆ」「中止」「死亡」の分類があります。
2.検証番号とはある計算式により保険証番号の誤りを検証する番号で末尾にあります。
3.医療機関から提出されたレセプトは審査され全例が通らない場合があります。 審査支払機関から関連する書類が送付される一連の流れが返戻です。
4.再請求とは、返戻されたレセプトに修正等を行い、審査支払機関へ診療報酬の再請求を行うことです。
5.職域保険とは被用者保険の別称です。
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