医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問17
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問題
医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 医療関係法規の基礎知識 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
次の中から、適切なものを選びなさい。
- 医師は医師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があり、未成年者でも試験に合格すれば免許は与えられる。
- 診療に従事しようとする医師は、指定の期間臨床研修を受けなければならない。
- 慢性疾患で定期的に通院している患者の場合、診察しないで治療をし、診断書を発行することおよび処方箋を発行することは差し支えない。
- 診療所に療養病床を設けようとするときは特別な許可は不要である。
- 診療放射線技師は、医師又は歯科医師の具体的な指示を受けなくとも放射線を照射する業務を行ってよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
医療関連法規に関する問題です。医療機関の定義や医療機関として整備しておかなければならないことは「医療法」に書かれています。どの法律にどういうことがあるのかをおおまかにとらえておくとよいでしょう。では、問題をみていきましょう。
誤りです。
医師法第3条に「免許の絶対的欠格事由である未成年、成年被後見人、被保佐人には免許を与えない」とあります。
正しいです。
2年以上、医学を履修する過程を置く大学に付属する病院又は厚生労働大臣の指定する病院において、臨床研修を受けなければならないとあります。(医師法第16条の2第1項)
誤りです。
医師法第20条に無診療治療等の禁止が規定されています。
誤りです。
医療法第7条3に都道府県知事の許可が必要とあります。
誤りです。
診療放射線技師法第26条に「医師又は歯科医師の具体的な指示を受けなければ、放射線の人体に対する照射をしてはならない」とあります。
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02
正解は2です。
1.医師の免許は未成年者では受けられないと定められています。
2.診療に従事しようとする医師は、指定の期間臨床研修を受けなければなりません。
3.診察しないで治療をし、診断書を発行することおよび処方箋を発行することは禁止されています。
4.診療所に療養病床を設けようとするときは所在地の都道府県知事の許可を受けなければならなりません。
5.診療放射線技師は、医師又は歯科医師の指示を受けなければなりません。
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03
医療関連の法律に関する問題です。
職種ごとに定められている決まりがあります。
誤りです。
医師法により、未成年者には医師免許は与えられないことになっています。
正しいです。
新医師臨床研修制度において、初期研修期間は 2 年間と定められています。
誤りです。
慢性疾患で定期的に通院している患者であっても、医師は診察なしで治療や処方箋交付、診断書を発行してはいけません。
誤りです。病床を設けるためには、都道府県知事の許可が必要になります。
誤りです。
医師又は歯科医師の具体的な指示を受けなければ、放射線の人体に対する照射をしてはなりません。
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