医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問18

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 医療関係法規の基礎知識 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の中から、誤っているものを選びなさい。
  • 看護職員とは、保健師、助産師、看護師、准看護師のことをいう。
  • 臨床工学技士が実施できる生命維持管理装置の操作は、身体への血液の注入や薬剤の注入が含まれる。
  • 理学療法士および作業療法士になろうとする者は、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。
  • 看護師および理学療法および作業療法士は、その業務につかなくなった場合でも守秘義務は継続される。
  • 理学療法士以外の者が理学療法を行うことはできない。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は医療従事者に関するものです。医療従事者は一部を除き国家資格のため、各身分法に業務範囲など記されています。看護職員の定義については「看護師等の人材確保の促進に関する法律」で触れられています。では、問題をみていきましょう。

選択肢1. 看護職員とは、保健師、助産師、看護師、准看護師のことをいう。

正しいです。

文のとおりです。

「看護師等の人材確保の促進に関する法律」第2条に規定されています。

選択肢2. 臨床工学技士が実施できる生命維持管理装置の操作は、身体への血液の注入や薬剤の注入が含まれる。

正しいです。文のとおりです。

選択肢3. 理学療法士および作業療法士になろうとする者は、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

正しいです。文のとおりです。

選択肢4. 看護師および理学療法および作業療法士は、その業務につかなくなった場合でも守秘義務は継続される。

正しいです。文のとおりです。

各身分法に規定されています。

選択肢5. 理学療法士以外の者が理学療法を行うことはできない。

誤りです。

理学療法には運動療法や温熱療法などいろいろなものがあります。

理学療法士の資格がなくても、医師の指示により看護師が温熱療法のホットパックを患者に行うことがあります。名称独占ですが業務独占ではありません。

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02

正解は5です。

1.看護職員とは、保健師、助産師、看護師、准看護師のことをいいます。

2.臨床工学技士が実施できる生命維持管理装置の操作は、身体への血液の注入や薬剤の注入が含まれます。

3.理学療法士および作業療法士になるには、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許が必要です。

4.業務をやめた場合でも守秘義務は継続されます。

5.理学療法士は業務独占資格とはなっておらず、資格がなく理学療法に関わる業務をすることには罰則規定がありません。

参考になった数2

03

医療従事者に関する問題です。それぞれの職種で業務など細かく定められています。

選択肢1. 看護職員とは、保健師、助産師、看護師、准看護師のことをいう。

正しいです。看護職員とは、保健師・助産師・看護師・准看護師の資格が該当します。

選択肢2. 臨床工学技士が実施できる生命維持管理装置の操作は、身体への血液の注入や薬剤の注入が含まれる。

正しいです。臨床工学技師は、生命維持管理装置の操作において、身体への血液の注入や薬剤の注入も業務に含まれています。

選択肢3. 理学療法士および作業療法士になろうとする者は、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

正しいです。理学療法士、作業療法士はともに国家資格であり、厚生労働大臣から免許を受けなければなりません。

選択肢4. 看護師および理学療法および作業療法士は、その業務につかなくなった場合でも守秘義務は継続される。

正しいです。退職後であっても守秘義務は継続されます。

選択肢5. 理学療法士以外の者が理学療法を行うことはできない。

誤りです。理学療法士は業務独占資格ではありません。

医師や看護師が歩行訓練、関節可動域訓練などを行うこともあります。

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