医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問13

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

療養担当規則にある注射に関する具体的方針の記述として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 特に迅速な治療の効果を期待する必要がある時に施行する。
  • 経口投与によっては治療の効果を期待できないときに施行する。
  • 注射を行う場合は、先発医薬品の方が後発医薬品よりも効果が高いため、先発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない。
  • 内服との併用は、著しく治療の効果を挙げることが明らかな場合又は内服の投与だけでは治療の効果を期待することが困難である場合に限って行う。
  • 混合注射は、合理的であると認められる場合に行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

療養担当規則とは「保険診療を行う上での基本的なルール」です。

今回はその中の注射についての問題です。

療養担当規則 第20条 診療の具体的方針 四 注射

選択肢1. 特に迅速な治療の効果を期待する必要がある時に施行する。

〇イ(2)の内容と同じなので正しいです。

選択肢2. 経口投与によっては治療の効果を期待できないときに施行する。

〇イ(1)の内容と同じなので正しいです。

選択肢3. 注射を行う場合は、先発医薬品の方が後発医薬品よりも効果が高いため、先発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない。

×「先発医薬品の使用を考慮する」の部分が誤りです。

ロ 後発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない

とあります。

(医療費の削減のために後発医薬品の使用を勧めています。)

選択肢4. 内服との併用は、著しく治療の効果を挙げることが明らかな場合又は内服の投与だけでは治療の効果を期待することが困難である場合に限って行う。

ハの内容と同じなので正しいです。

選択肢5. 混合注射は、合理的であると認められる場合に行う。

〇ニの内容と同じなので正しいです。

参考になった数10

02

療養担当規則の注射に関する具体的方針は第20条4注射のところに規定されています。

療養担当規則のどこを見ればよいか理解できれば解ける問題です。

選択肢1. 特に迅速な治療の効果を期待する必要がある時に施行する。

正しいです。

療養担当規則第20条4イ(2)に規定されています。

選択肢2. 経口投与によっては治療の効果を期待できないときに施行する。

正しいです。

療養担当規則第20条4イ(1)に規定されています。

選択肢3. 注射を行う場合は、先発医薬品の方が後発医薬品よりも効果が高いため、先発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない。

誤りです。

療養担当規則第20条4ロでは「後発医薬品の使用を考慮するように努めなければならない」とあります。

選択肢4. 内服との併用は、著しく治療の効果を挙げることが明らかな場合又は内服の投与だけでは治療の効果を期待することが困難である場合に限って行う。

正しいです。

療養担当規則第20条4ハに規定されています。

選択肢5. 混合注射は、合理的であると認められる場合に行う。

正しいです。

療養担当規則第20条4ニに規定されています。

参考になった数3

03

療養担当規則に関する問題です。

選択肢1. 特に迅速な治療の効果を期待する必要がある時に施行する。

正しい記述です。

選択肢2. 経口投与によっては治療の効果を期待できないときに施行する。

正しい記述です。

選択肢3. 注射を行う場合は、先発医薬品の方が後発医薬品よりも効果が高いため、先発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない。

注射を行う場合は、後発医薬品の使用を考慮するよう努めなければなりません。

後発医薬品は、先発医薬品と同一の成分を使用して作られているため、先発医薬品の方が効果を発揮するといったことはありません。

選択肢4. 内服との併用は、著しく治療の効果を挙げることが明らかな場合又は内服の投与だけでは治療の効果を期待することが困難である場合に限って行う。

正しい記述です。

選択肢5. 混合注射は、合理的であると認められる場合に行う。

正しい記述です。

参考になった数3