医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問18

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 医療用語及び医学・薬学の基礎知識 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の用語は、整形外科等のカルテによく登場するものです。
誤っているものを一つ選びなさい。
  • 擦過傷:皮膚が擦りむけた状態の傷
  • 熱傷:やけど
  • 刺創:刺し傷
  • 切創:刃物などによる切り傷
  • 裂挫創:鋭利な器具の一部が体内に残った傷

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この過去問の解説 (3件)

01

傷の名称に関する問題です。

選択肢1. 擦過傷:皮膚が擦りむけた状態の傷

〇擦過傷:すり傷

 皮膚がすりむけた創傷です。

選択肢2. 熱傷:やけど

〇熱傷:やけど

選択肢3. 刺創:刺し傷

〇刺創:刺し傷

 先端が鋭利な器具(刃物、釘など)が突き刺さってできる創のことです。

選択肢4. 切創:刃物などによる切り傷

〇切創:刃物などによる切り傷

 鋭利なもの(刃物、ガラス片など)で切れた傷のことです。

選択肢5. 裂挫創:鋭利な器具の一部が体内に残った傷

×裂挫創:皮膚が裂けた傷

 鈍的外傷により生じた皮膚の損傷で、切創に比べて傷口周囲の損傷が高度なことが特徴です。

参考になった数13

02

傷の名称と意味に関する問題です。処置を算定する際、病名によって点数が異なります。それを判断するためにも必要な知識です。

選択肢1. 擦過傷:皮膚が擦りむけた状態の傷

正しいです。文のとおりです。

選択肢2. 熱傷:やけど

正しいです。文のとおりです。

選択肢3. 刺創:刺し傷

正しいです。文のとおりです。

選択肢4. 切創:刃物などによる切り傷

正しいです。文のとおりです。

選択肢5. 裂挫創:鋭利な器具の一部が体内に残った傷

誤りです。

皮膚が裂けた傷で、鈍的外傷によるものです。

切創はスパッときれた切り口がきれいなのが特徴ですが、

裂挫創は切り口が不規則でダメージが大きいです。

参考になった数3

03

誤っているものは、「裂挫創」の説明です。

裂挫創は、鈍的外傷により生じた皮膚の損傷です。

参考になった数1