誤っているものは「食品安全基本法」です。
食品安全基本法は、食品に関連する法律です。
医薬品に関する法律は、他の選択肢5以外に、あへん法、覚せい剤取締法、毒物及び劇物取締法などがあります。
医薬品に関する法律もいくつかあります。確認しておきましょう。
「国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識」のもとに「食品供給行程の各段階における適切な措置」「国際的動向及び国民の意見に配慮しつつ、必要な措置が科学的知見に基づき講じられることによる国民の健康への悪影響の未然防止」を行うことを基本理念として定めたものなので、医薬品の法律ではありません。
※アメリカのFDA（アメリカ食品医薬品局）は、食品と医薬品等について同じ法律で定められていますが、日本は食品と医薬品は別の法律になります。
医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器・再生医療等製品（以下、医薬品等）の品質・有効性・安全性の確保などによって、保健衛生の向上を図ることを目的とした法律です。
正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といい、「医薬品医療機器等法」や「薬機法」と略されています。
※以前は「薬事法」と言われていましたが、２０１４年の法改正に伴い、現在の「薬機法」となっています。
薬剤師に関する法律です。
麻薬や向精神薬に関する法律です。
大麻の取り扱いに関する法律です。
医薬品に関する法律は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律（いわゆる薬機法）」だけでなく、いくつかあります。その法律名について問われているのが本問題です。では、問題をみていきましょう。
誤りです。
食品安全基本法の第2条に「この法律において『食品』とは、全ての飲食物（医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律（昭和三十五年法律第百四十五号）に規定する医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品を除く。）をいう。」と書かれています。
正しいです。
冒頭で述べたとおりです。
正しいです。
医薬品の調剤を行うことができる薬剤師についての法律なので関連しています。
正しいです。
麻薬、向精神薬は医薬品として使われています。
正しいです。
第4条に大麻から製造された医薬品の取り扱いについて述べられています。
