医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問118

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問118 (訂正依頼・報告はこちら)

関節穿刺の説明について、誤っているものを一つ選びなさい。
  • たまった液を排除したため、処置の関節穿刺で算定した。
  • 採取液の診断のために実地したため、検査の関節穿刺で算定した。
  • 治療のための薬液を注入したため、処置の関節穿刺で算定した。
  • 左右両側の関節に行った場合は、左右それぞれで算定できる。
  • 変形性関節症に対して、消炎鎮痛等処置と併せて行った場合は、それぞれ算定できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

関節穿刺は、処置にも検査にも項目があるため、

何を目的に「関節穿刺」を行ったかで算定項目が異なります。

本問題はそれについて問うものです。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. たまった液を排除したため、処置の関節穿刺で算定した。

正しいです。

J116関節穿刺で算定します。

選択肢2. 採取液の診断のために実地したため、検査の関節穿刺で算定した。

正しいです。

D405関節穿刺で算定します。

選択肢3. 治療のための薬液を注入したため、処置の関節穿刺で算定した。

誤りです。

治療のために薬液を注入した場合は、G010関節腔内注射になります。

選択肢4. 左右両側の関節に行った場合は、左右それぞれで算定できる。

正しいです。文のとおりです。

選択肢5. 変形性関節症に対して、消炎鎮痛等処置と併せて行った場合は、それぞれ算定できる。

正しいです。文のとおりです。

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02

治療のための薬液注入を実施した場合は、注射の関節腔内注射で算定します。

処置の関節穿刺と検査の関節穿刺、注射の関節腔内注射を同日に複数の目的で、同じ関節に行った場合は、主たる項目で1回の算定となります。

選択肢4. 左右両側の関節に行った場合は、左右それぞれで算定できる。

左右両側の関節に3つずつ行った場合は、左で1つ、右で1つの算定となります。

参考になった数3

03

関節穿刺の算定要件に関する問題です。

採取された関節液の状態によって追加で薬液を注入したり、検査目的の穿刺になったりと、算定が変わることがあるので、気をつけましょう。

選択肢1. たまった液を排除したため、処置の関節穿刺で算定した。

正しいです。

選択肢2. 採取液の診断のために実地したため、検査の関節穿刺で算定した。

正しいです。診断目的で行った関節穿刺は検査での算定となります。

選択肢3. 治療のための薬液を注入したため、処置の関節穿刺で算定した。

誤りです。

穿刺後に関節内に薬液を注入した場合は、関節腔内注射での算定となります。

選択肢4. 左右両側の関節に行った場合は、左右それぞれで算定できる。

正しいです。

選択肢5. 変形性関節症に対して、消炎鎮痛等処置と併せて行った場合は、それぞれ算定できる。

正しいです。

参考になった数0