ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
ストラテジ系 問34

企業間、部門間を超えて対等な関係を構築する組織は、ネットワーク組織です。
よって、３が正解です。

他の選択肢も押さえておきましょう

１．アウトソージングとは、外注のことです。下請け企業にシステムの製造やテストを任せることをいいます。

２．タスクフォースとは、特定の課題を達成するために設置される組織のことです。

４．マトリクス組織とは、複数の異なる組織構造をタテ・ヨコの関係にかけ合わせて多次元的な指揮命令系統を構築することです。

ネットワーク組織は、企業間、部門間、個々人の間で形成され、異業種、異分野の壁を乗り越えて形成される組織です。

ピラミッド型組織と異なり各構成員の立場が対等かつ自律的であり主体的に組織に参加します。必要なときに情報や力を貸し合う組織です。

従って、構成員が対等な関係で自律性を有し、企業、部門の壁を乗り越えて編成される組織はネットワーク組織です。

1 . アウトソーシングは、業務の一部またはすべてを外部へ委託することです

2 . タスクフォースは、特定の課題を達成するために一時的に編成される組織のことです。

3 . 正解です。

4 . マトリックスとは格子状の意味で、職能別組織、事業別組織など複数の異なる組織をたて・よこの関係にかけ合わせ、多元的な指揮命令系統の元で機能する組織形態です。

組織の構成員が、お互い対等な関係で自律性を有しかつ、企業、部門の壁を乗り越えて編成される組織を、ネットワーク組織と言います。

以下、選択肢を確認します。
1 . 不正解です。アウトソーシングとは、組織内部で行っていた業務を、独立した外部組織へ委託することです。
2 . 不正解です。タスクフォースとは、特定の課題に取り組むために設置される特別チームのことです。
3 . 正解です。
4 . 不正解です。マトリクス組織とは、職能別組織、事業別組織など複数の異なる組織構造を縦・横の関係にかけ合わせ、多次元的な指揮命令系統を構築する組織のことです。