ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
マネジメント系 問55

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問題

平成28年度 春期 ITパスポート試験 マネジメント系 問55 (訂正依頼・報告はこちら)

情報システムの要件は、業務要件を実現するための機能を記述した機能要件と、性能や保守のしやすさなどについて記述した非機能要件に分類することができる。機能要件に該当するものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

1.システムが取り扱う入出力データの種類は、業務用件を実現するための機能に含まれます。
よって、機能要件となり、正解です。

2.障害発生時の許容復旧時間は、性能に関係します。
よって、非機能要件となり、誤りです。

3.システムの移行手順は、要件とは関係ありません。
要件とはシステムによって実現すべき事項であり、手順とは関係ありません。
よって、誤りです。

4.品質は非機能要件ですが、コストは要件に含まれません。
よって、誤りです。

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02

以下、選択肢を確認します。

1 . 正解です。システムが取り扱う入出カデータの種類は、業務要件を実現するための、機能要件となります。

2 . 不正解です。システム障害発生時の許容復旧時間は、性能に関係し、非機能要件となります。

3 . 不正解です。システムの移行手順は、非機能要件となります。

4 . 不正解です。品質は非機能要件になりますが、コストは要件に含まれません。

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03

機能要件と非機能要件は、要件定義において明確にされます。

「機能要件」は実装する機能のことで、ユーザーがシステムで実現したい機能と定義することができます。

データの種類や構造、処理内容、画面表示や操作の方法、帳票の出力形式などが含まれます。

「非機能要件」は実装する機能以外のことを指します。

非機能要件は、情報処理推進機構(IPA)によって、「可用性」「性能・拡張性」「運用・保守性」「移行性」「セキュリティ」「システム環境」の6つのカテゴリに分類されています。

1.入出力データは機能要件に該当します。

2.許容復旧時間は非機能要件です。

3.移行手順は非機能要件です。

4.コストは機能要件ではありません。

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