ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
テクノロジ系 問56

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問題

平成28年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記憶媒体のうち、記録容量が最も大きいものはどれか。ここで、記憶媒体の直径は12cmとする。

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この過去問の解説 (3件)

01

光ディスクの種類を問う問題です。
ハイフン (-) 前後で区切って解説します。

ハイフン前はデータの読み書きに使うレーザ光線の種類で、これは波長が短いほど多くの情報を詰め込むことができます。
波長が長いものから順に CD (Compact Disc)、DVD (Digital Versatile Disc)、BD (Blu-ray Disc)となります。
特にBDは片面1層で25GB (DVDの5倍以上)、片面2層で50GBの記録が可能です。


ハイフン後のRとRAMはデータの特徴を表す文字ですので、記憶容量には関係ありません。
ちなみに、
-RはRecordableの略でデータの書き込みが1度だけ可能な追記可能型の光ディスクです。
書き換え不可のため、公文書の保存やバックアップに適しています。
-RAM (Random Access Memory)はデータの読出しと書込みの両方が可能な記憶素子です。しかし、揮発性であるため、電源を切ると記憶していた内容が消えてしまう性質をもっています。

記憶容量について、
CD < DVD < BDの関係が分かっていれば、
1.BD-Rを選ぶことができると思います。

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02

選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

1.BD-R(ブルーレイディスク)の容量は、片面25GBです。

2.CD-Rの容量は、700MBです

3、4.DVD-RやDVD-RAMの容量は、片面一層で4.7GBです。最大の両面二層でも17.08GBです。

よって、正解は1です。

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03

出題文で求められているのは、『記憶容量の大きさ』です。

これは知識問題です。

1.の「BD-R」は、Blu-ray Disc Recordableの略で、片面1層のディスクであれば25GB。片面2層の場合には、その倍の50GBのデータを記録することができます。

今回の選択肢の中では、桁違いに大きい『記憶容量の大きさ』を誇りますので、正解と考えられます。


2.の「CD-R」には、いくつか種類がありますが、『記憶容量の大きさ』は、最大でも700MBです。


3.の「DVD-R」は、片面1層のディスクであれば4.7GB。片面2層の場合には、その倍の9.4GBのデータを記録することができます。


4.の「DVD-RAM」は、片面のディスクであれば4.7GB。両面のディスクの場合には、その倍の9.4GBのデータを記録することができます。



DVDよりもブルーレイの方が『記憶容量の大きさ』が大きいことを知識として得ていてても、略して、「BD-R」と記載されているため、少し答え難い問題と言えます。

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