ITパスポートの過去問 平成29年度 春期 ストラテジ系 問18

RFPとはRequest For Proposalの略で、提案依頼書のことをいいます。発注側企業がベンダーに対して、システム導入のための最適な提案を依頼するための書類のことです。

１．RFPは、発注側企業がITベンダに対してだすものなので、誤りです。

２．同じく、RFPは、発注側企業がITベンダに対してだすものなので、誤りです。

３．導入システムの概要は、RFPに記載する内容ですので、正解です。

４．開発体制は、ITベンダが発注側企業に提案するものですので、誤りです。

RFPとは、提案依頼書のことです。
提案依頼書とは、発注元がベンダーに渡すもので、システムの目的、概要、要件などを記載します。

選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

１．RFPは発注側企業がITベンダに示す資料のため、誤りです。

２．１と同様の理由で誤りです。

３．RFPは発注側企業がITベンダに、導入システムの概要を示すものです。よって、正解です。

４．RFPには発注側企業がシステムに対する要望を記載します。開発体制は要望に含まれないため、誤りです。

RFP(Request For Proposal)は、システム開発にあたり、発注側企業がITベンダに対して、具体的な提案を依頼するための文書です。
RFPには、提案を依頼するために必要なシステムの要求事項や調達条件などが記述されます。

1 ITベンダから提示されるものです。
2 発注企業からITベンダに提示されるものです。
3 正解です。
4 ITベンダから提示されるものです。