ITパスポートの過去問
平成30年度 秋期
ストラテジ系 問25
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問題
平成30年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問25 （訂正依頼・報告はこちら）
次の事例のうち、個人情報保護法の規制の対象にならないものはどれか。
- 金融商品販売会社の社員が、有名大学の卒業生連絡網を入手し、利用目的を公表又は本人に通知することなく、電話で金融商品の勧誘をした。
- 自治会の会長が、高層マンション建築の反対署名活動で収集した署名者宛てに、自らが経営する商店の広告用チラシを送付した。
- 自動車修理工場の社員が、故障車のレッカー移動の際に知った顧客情報を基に、後日、その顧客宅に代理店契約している衛星放送の勧誘に訪れた。
- 俳徊していた認知症の老人が所持していたクレジットカードを基に、警察が本人の身元を特定して老人を自宅に送り届けた。
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この過去問の解説 （3件）
01
設問1,2,3の下記の説明は、本人の同意なく、
個人情報を他の目的に利用しているため、
個人情報保護法に抵触します。
・利用目的を公表又は本人に通知することなく、電話で金融商品の勧誘をした
・反対署名活動で収集した署名者宛てに、自らが経営する商店の広告用チラシを送付
・故障車のレッカー移動の際に知った顧客情報を基に、後日、その顧客宅に代理店契約している衛星放送の勧誘
但し、例外的に警察・裁判所等の公開
に関しては本人の同意は不要となります。
したがって、正答は4となります。
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02
１．個人情報は利用目的を公表または本人に通知せずに、無断で使用してはなりません。
よって、規制の対象となるため誤りです。
２．高層マンション建築の反対署名という目的で集めた個人情報を、それ以外の目的で使用してはいけません。
よって、規制の対象となるため誤りです。
３．本人の同意なく得た個人情報を勝手に利用してはいけません。
よって、規制の対象となるため誤りです。
４．警察や裁判所に関しては本人の同意なく個人情報を利用できます。
よって、規制の対象とはならないため正解です。
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03
よって、1は不正解です。
集めた個人情報を別の目的で使用することは禁止されています。
よって、2は不正解です。
顧客情報を勝手に別の目的に使用することは禁止されています。
よって、3は不正解です。
警察が本人の身元特定の為に個人情報を利用することは問題ありません。
よって、4が正解です。
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