ITパスポートの過去問
平成31年度 春期
ストラテジ系 問15

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問題

平成31年度 春期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

ジャストインタイムやカンバンなどの生産活動を取り込んだ、多品種大量生産を効率的に行うリーン生産方式に該当するものはどれか。
  • 自社で生産ラインをもたず、他の企業に生産を委託する。
  • 生産ラインが必要とする部品を必要となる際に入手できるように発注し、仕掛品の量を適正に保つ。
  • 納品先が必要とする部品の需要を予測して多めに生産し、納品までの待ち時間の無駄をなくす。
  • 一つの製品の製造開始から完成までを全て一人が担当し、製造中の仕掛品の移動をなくす。

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この過去問の解説 (3件)

01

リーン生産方式とは、トヨタ自動車の生産方式を体系化して再構築したもので、無駄を省いてコストを削減しようという生産方式のことです。その柱となっているのが、「ジャストインタイム」と「カンバン方式」です。

「ジャストインタイム」:必要な部品を、必要な数だけ、必要なときに生産すること
「カンバン方式」:前工程と後工程のやり取りで使用する、後工程が必要な部品や工程を書いた用紙のことです。これを前工程にタイミングよく渡すことで、スムーズな供給を行います。

1.ファブレス生産方式の説明ですので、誤りです。

2.リーン生産方式の説明ですので、正解です。

3.多めに生産するということが、リーン生産方式の指針と異なりますので、誤りです。

4.セル生産方式の説明ですので、誤りです。

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02

1 .自社で生産ラインをもたず、他の企業に生産を委託する。

ファブレス企業のことです。


2 .生産ラインが必要とする部品を必要となる際に入手できるように発注し、仕掛品の量を適正に保つ。

リーン生産方式のことです。正解です。


3 .納品先が必要とする部品の需要を予測して多めに生産し、納品までの待ち時間の無駄をなくす。

需要予測による安全在庫、基準在庫を持つ見込み生産です。


4 .一つの製品の製造開始から完成までを全て一人が担当し、製造中の仕掛品の移動をなくす。

セル生産方式のことです。


したがって、2が正解です。

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03

リーン生産方式は、必要な分だけ生産するという考え方で、過剰在庫を持たないという特徴があります。
つまり、生産ラインが必要とする部品を必要な数だけ発注することであり、2が正解です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

1.自社で生産ラインを持たないのは、ファブレスです。

3.部品を多めに持つという考え方のため、リーン生産方式とは異なります。

4.1つの製品の生産を1人ですべて担当するのは、セル生産方式です。

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