ITパスポートの過去問
平成31年度 春期
ストラテジ系 問21

選択肢を一つずつ見てきましょう

１．競合他社では提供できない価値を提供するのは、コアコンピタンスです。
よって、誤りです。

２．企業名などから製品やサービスを連想させるのは、コーポレートブランドです。
よって、正解です。

３．企業の普遍的な価値観などは、CSRです。
よって、誤りです。

４．低価格で提供する独自ブランドの商品は、プライベートブランドです。
よって、誤りです。

コーポレートブランドとは、企業ブランドのことで、企業やグループに対して抱かれるイメージのことです。

１．企業が有する独自のスキルや技術に基づいて、競合他社では提供が不可能な価値を顧客にもたらすことは、コアコンピタンスの目的ですので、誤りです。

２．企業名などから製品やサービスの品質イメージを連想させることで競争優位性をもたらすことは、コーポレートブランドを高める目的ですので、正解です。

３．経営者や企業が社会に対して、企業の普遍的な価値観、企業活動の基本的な考え方を公表して、ステークホルダの共感を得ることは、CSR（企業の社会的責任）によるものですので、誤りです。

４．生産される独自ブランドの商品を低価格で販売することはプライベートブランドの目的ですので、誤りです。

1 .企業が有する独自のスキルや技術に基づいて、競合他社では提供が不可能な価値を顧客にもたらすことである。

コアコンピタンスの目的です。

2 .企業名などから製品やサービスの品質イメージを連想させることで競争優位性をもたらすことである。

コーポレートブランドを高める目的です。正解です。

3 .経営者や企業が社会に対して、企業の普遍的な価値観、企業活動の基本的な考え方を公表して、ステークホルダの共感を得ることである。

CSR活動の目的です。

4 .流通業者の主導権のもとで製造業者などと連携して開発し、生産される独自ブランドの商品を低価格で販売することである。

プライベートブランド戦略の目的です。

したがって、２が正解です。