ITパスポートの過去問
令和2年度 秋期
テクノロジ系 問93

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問題

令和2年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

無線LANにおいて、PCとアクセスポイント間の電波傍受による盗聴の対策として、適切なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.MACアドレスは登録した無線LANだけを接続するアクセス制限機能ですので、電波傍受による盗聴の対策としては使用できません。よって誤りです。

2.ESSIDは、無線LANのネットワークで使われる識別子です。通知を停止しても電波傍受による盗聴の対策としては使用できません。よって誤りです。

3.2と同様、ESSIDを推定しにくい値に設定しても電波傍受による盗聴の対策としては使用できません。よって誤りです。

4.WPA2は、WEP、WPAの脆弱性を考慮した高度な暗号化の仕組みを使った無線LANの暗号化規格です。WPA2を選択することは、電波傍受による盗聴の対策として有効です。よって正解です。

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02

無線LANにおける盗聴対策に関する設問です。なお、出題当時の主流規格はWPA2でしたが、現在では後継規格であるWPA3が主流となっているため注意が必要です。

選択肢1. MACアドレスフィルタリングを設定する。

誤りです。MACアドレスフィルタリングはMACアドレスを利用してネットワークへ接続できる機器を制限する機能です。不正接続の対策としては有効ですが、盗聴対策として適切ではありません。

選択肢2. アクセスポイントからのESSID通知を停止する。

誤りです。ESSIDステルス化の説明です。不正接続の対策としては有効ですが、盗聴対策として適切ではありません。

選択肢3. アクセスポイントのESSIDを推定しにくい値に設定する。

誤りです。不正接続の対策としては有効ですが、盗聴対策として適切ではありません。

選択肢4. セキュリティの設定で、WPA2を選択する。

正解です。WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は、無線LANのデータを保護するためのセキュリティプロトコルです。これにより、送受信されるデータが暗号化され、盗聴されたとしてもデータを解読することが困難になります。

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03

「電波傍受による盗聴の対策」となっていますので、PCとアクセスポイント間で行われている無線通信において通信の暗号化などの対策が必要となります。


1 .MACアドレスフィルタリングを設定する。

アクセスポイントへの接続を特定のPCに制限することはできますが電波傍受は防げません。

2 .アクセスポイントからのESSID通知を停止する。

無線LAN環境を発見しにくくはなりますが、電波傍受は防げません。

3 .アクセスポイントのESSIDを推定しにくい値に設定する。

電波傍受に関しては、無意味です。

4 .セキュリティの設定で、WPA2を選択する。

WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)は、盗聴を防ぐ通信を暗号化するプロトコルです。
電波傍受による盗聴対策として有用です。


したがって、4が正解です。

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