ITパスポートの過去問
令和3年度
マネジメント系 問38

2が正解です。

システム監査とは、経済産業省で以下のように定義されています。

「専門性と客観性を備えたシステム監査人が、一定の基準に 基づいて情報システムを総合的に点検・評価・検証をして、監査報告の利用者に 情報システム のガバナンス、マネジメント、コントロールの適切性等に対する 保証を与える、又は改善のための助言を行う監査の一類型である。」

また、「システム監査基準」では、

「システム監査は、監査計画に基づき、予備調査、本調査及び評価・結論の手順により実施しなければならない。」と定められています。

よって、a「監査計画」,b「予備調査、本調査及び評価・結論」となります。

1)　不正解です。bが異なります。

3)　不正解です。a、bどちらも異なります。

4)　不正解です。aが異なります。

システム監査は、監査計画に基づき、予備調査、本調査、評価・結論の

手順によって実施するものです。

１．不正解です。

　　結合テスト、システムテスト、運用テストはシステム開発工程の手順です。

２．正解です。

３．不正解です。

　　法令でなく、監査計画に基づきます。

４．不正解です。

　　法令でなく、監査計画に基づきます。

システム監査の目的は、情報システムの信頼性・安全性・効率性向上を図り、ITガバナンスを実現することです。

その目的を達成するために、システム監査では、初めに監査計画を策定し、その計画に従い、予備調査、本調査及び評価・結論の手順で実施していくことになります。