ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問20
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問題
令和5年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
表計算ソフトを用いて、二つの科目X、Yの点数を評価して合否を判定する。それぞれの点数はワークシートのセルA2、B2に入力する。合格判定条件(1)又は(2)に該当するときはセルC2に「合格」、それ以外のときは「不合格」を表示する。セルC2に入力する式はどれか。
[合格判定条件]
(1)科目Xと科目Yの合計が120点以上である。
(2)科目X又は科目Yのうち、少なくとも一つが100点である。
[合格判定条件]
(1)科目Xと科目Yの合計が120点以上である。
(2)科目X又は科目Yのうち、少なくとも一つが100点である。
- IF(論理積((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’合格’, ’不合格’)
- IF(論理積((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’不合格’, ’合格’)
- IF(論理和((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’合格’, ’不合格’)
- IF(論理和((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’不合格’, ’合格’)
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この過去問の解説 (2件)
01
表計算のIF関数についての問題です。
IF関数については、IF(条件, ’A’, ’B’)の場合、条件に合致するとAが表示、条件に不適合だとBが表示されます。
論理積とは「かつ」の意味、論理和とは「または」の意味です。
以上を踏まえて順番に検討していきます
(1)科目Xと科目Yの合計が120点以上は、(A2 + B2)≧ 120と表せます。
(2)科目Xまたは科目Yが100点であるは、論理和(A2 = 100、B = 100)と表せます。
さらに、(1)と(2)は「または」の関係にあるため
論理和((A2 + B2)≧ 120、A2 = 100、B = 100)となります。
この論理和を満たすと、”合格”と表示されますので、
IF(論理和((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’合格’, ’不合格’)
が正しいIF関数と言えます。
論理積ではなく、論理和が正しいです。
よって本選択肢の内容は誤りです。
論理積ではなく、論理和が正しいです。
また表示される’合格’, ’不合格’も反対です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
IF(論理和((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’合格’, ’不合格’)が正しい式です。
よって本選択肢の内容は正しいです。
表示される’合格’, ’不合格’が反対です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
IF関数については頻出問題ですので必ず解答できるようにしましょう。
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02
式の構成を理解することが正解への道筋です
IF(【条件】,【条件に合致したときの処理】,【条件に合致しないときの処理】)
論理積:かつ(AND)
論理和:または(OR)
論理積の場合は、「AかつB」となります
論理和の場合は、「AまたはB」となります
以上を踏まえ、以下の式が正解です
IF(論理和((A2+B2)≧ 120, A2=100, B2=100), ’合格’, ’不合格’)
科目Xと科目Yの合計が120点以上、またはいずれかが100点以上であればいいので、論理積は誤りです
科目Xと科目Yの合計が120点以上、またはいずれかが100点以上であればいいので、論理積は誤りです
記述の通り正解です
論理和の条件が合致しているため、不合格と合格の位置が逆です
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