ITパスポートの過去問
令和6年度
テクノロジ系 問19

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和6年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

トランザクション処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
  • コミットとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。
  • 排他制御とは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることである。
  • ロールバックとは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることである。
  • ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

トランザクション処理に関する記述のうち、適切なものは 「ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。」 です。

選択肢1. コミットとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。

誤り: コミットは、トランザクションが正常に処理されたときに、変更をデータベースに確定させる操作です。正常に処理されなかった場合はロールバックが行われます。

 

選択肢2. 排他制御とは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることである。

誤り: 排他制御は、複数のトランザクションが同時にデータにアクセスすることによる矛盾を防ぐための制御手法です。確定させるのはコミットの役割です。

 

選択肢3. ロールバックとは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることである。

誤り: ロールバックは、トランザクションが正常に処理されなかった場合に、データベースをトランザクション開始前の状態に戻す操作です。データの矛盾を防ぐためには、主に排他制御やトランザクションの設計が重要です。

 

選択肢4. ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。

正しい: ログは、データベースの更新履歴を記録するファイルであり、障害時の復旧やトランザクションの整合性を保つために使用されます。

まとめ

したがって、適切な記述は 「ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。」 です。

 

 

参考になった数2

02

正解は「ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。」です。

 

トランザクション処理とは、複数の処理を一つの処理として一貫性を持たせて処理する仕組みのことです。

データベースの処理でデータの整合性を保つために重要な仕組みです。

選択肢1. コミットとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。

コミットとは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることです。

この選択肢はロールバックについての説明です。

選択肢2. 排他制御とは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることである。

排他制御とは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることです。

この選択肢はコミットについての説明です。

選択肢3. ロールバックとは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることである。

ロールバックとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことです。

この選択肢は排他制御についての説明です。

選択肢4. ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。

正解です。

ログにデータベースの更新履歴を記録することで、障害が発生した際にデータベースの内容を復元させることができます。

参考になった数1

03

この問題を解く際のポイントは、トランザクション処理の各概念(コミット、ロールバック、排他制御、ログ)について正しい理解を持つことです。トランザクション処理は、データベースの一貫性や整合性を維持するための重要な手法であり、それぞれの概念が異なる役割を持っています。

選択肢1. コミットとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。

コミットは、トランザクションが正常に処理された場合に、その変更を確定させる操作です。コミットが行われると、データベースの更新内容が永久に保存されます。正常に処理されなかった場合に元の状態に戻す操作は「ロールバック」です。この選択肢は誤りです。

選択肢2. 排他制御とは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることである。

排他制御とは、複数のトランザクションが同時に同じデータにアクセスする際に、データの一貫性を保つために、1つのトランザクションが処理中のデータに他のトランザクションがアクセスできないように制限する仕組みです。データの内容を確定させる操作は「コミット」であり、この選択肢は誤りです。

選択肢3. ロールバックとは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることである。

ロールバックとは、トランザクションが失敗した際にデータベースをトランザクション開始前の状態に戻す操作を指します。複数のトランザクションが同一データにアクセスする際の矛盾を防ぐのは「排他制御」です。この選択肢は誤りです。

選択肢4. ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。

ログとは、データベースで行われたトランザクション処理の更新履歴や操作内容を記録したファイルです。ログは、トランザクションが失敗した場合のリカバリや、データベースの整合性を保つために重要な役割を果たします。この選択肢が正解です。

まとめ

トランザクション処理の用語には、それぞれ特定の意味と役割があります。コミットは処理を確定させる操作であり、ロールバックはトランザクション失敗時に元の状態に戻す操作、排他制御は同時アクセスによる矛盾を防ぐ仕組みです。ログは、データベースの更新履歴を記録するファイルです。

参考になった数0