介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
総合問題 問124
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問題
介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 総合問題 問124 (訂正依頼・報告はこちら)
次の事例を読んで、問いに答えなさい。
〔事例〕
Mさん(19歳、男性)は、染色体の異常による疾患で知的障害がある。特別支援学校の卒業後、自立した生活を目指して、両親から離れて、共同生活援助(グループホーム)を利用している。日中は、一定期間(おおむね24か月を標準とする)必要な訓練を受けることのできる日中活動のサービスを利用して、生産活動の訓練、職場体験の機会の提供などを受けている。
Mさんは、毎朝、このグループホームから駅まで歩いて、電車で日中活動の場所まで通っている。Mさんは、楽しそうに生き生きと訓練に励んでいる。
ある朝、介護福祉士であるA世話人がMさんの部屋をのぞくと、グループホームを出る時間を過ぎていたが、まだ寝ていた。「今日は行かないの」と尋ねると、「日中活動がつまらないから行かない」と言いながら、布団をかぶってしまった。
A世話人のMさんへの対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Mさん(19歳、男性)は、染色体の異常による疾患で知的障害がある。特別支援学校の卒業後、自立した生活を目指して、両親から離れて、共同生活援助(グループホーム)を利用している。日中は、一定期間(おおむね24か月を標準とする)必要な訓練を受けることのできる日中活動のサービスを利用して、生産活動の訓練、職場体験の機会の提供などを受けている。
Mさんは、毎朝、このグループホームから駅まで歩いて、電車で日中活動の場所まで通っている。Mさんは、楽しそうに生き生きと訓練に励んでいる。
ある朝、介護福祉士であるA世話人がMさんの部屋をのぞくと、グループホームを出る時間を過ぎていたが、まだ寝ていた。「今日は行かないの」と尋ねると、「日中活動がつまらないから行かない」と言いながら、布団をかぶってしまった。
A世話人のMさんへの対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 両親に連絡して、日中活動に行くように話してもらう。
- 日中活動の楽しさについて話し合う。
- 日中活動の重要性について話し合う。
- 日中活動がつまらないと思う理由について話し合う。
- 気分転換に映画を見に行くことを勧める。
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この過去問の解説 (3件)
01
まずは本人の話を聞き、なぜ行きたくないのかを確認することが大事です。
1.原因も聞かずに行なう行動ではありません。
2.価値観の押し付けであり、不適切です。
3.重要性の話をする前に原因を探るべきです。
5.まずは原因を探るべきです。
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02
問題文に「Mさんは、楽しそうに生き生きと訓練に励んでいる」とあります。そして、「日中活動がつまらないから行かない」と言っています。何かきっかけがあって「つまらない」といったのかもしれません。
そのため、日中活動がつまらない理由について相談すべきです。
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03
まずは行きたくない理由、原因を確認しましょう。
1.2.3.5.無理強いや本人の気持ちを考えない行動は不適切です。
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