運行管理者(貨物)の過去問
平成27年度 第1回
道路運送車両法関係 問18
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問題
平成27年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 道路運送車両法関係 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
- 貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が7トン以上のものの後面には、所定の後部反射器を備えるほか、反射光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合する大型後部反射器を備えなければならない。
- 自動車の前面ガラス及び側面ガラス( 告示で定める部分を除く。)は、フィルムが貼り付けられた場合、当該フィルムが貼り付けられた状態においても、透明であり、かつ、運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分における可視光線の透過率が70%以上であることが確保できるものでなければならない。
- 自動車に備えなければならない方向指示器は、毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものでなければならない。
- 自動車に備えなければならない後写鏡は、取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上2メートル以下のものは、当該部分が歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝できる構造でなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
記述の通りです。
大型後部反射器とは、
トラック背面に取り付ける反射板の事です。
赤色である事や取り付ける高さが基準で定められています。
2正
記述の通りです。
ここで言う自動車とは運送の用に供する物以外も指しますので、
自家用車や商用車全てに当てはまります。
3正
記述の通りです。
方向指示器とはウインカーの事です。
LED加工等で点滅周期が変わる事があります。
4誤
2メートル以下ではなく、
1.8メートル以下です。
主に2トン車に当てはまる高さです。
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02
実務で使う場合、新車の購入をメーカーから、自社で改造せず使用する場合には、必要がない事が多いです。
(納入業者が基準を満たしているはずです)理屈をよく読んでおくといいでしょう。
〇
備えなければなりません。総重量7t以上は必要です。大きさや高さ貼り付け位置などが決まっています。
走行している大型のトラックには付いていますので確認してみましょう。
〇
スモークフィルムの事です。紫外線や赤外線のカット率はいくつでも構いませんが70%以上の透明性を確保しないとだめです。
〇
ウィンカーの周期も決まっています。車のメーカーによって微妙にタイミングが違う事がありますね。
1秒~0.5秒に一度点滅をすれば問題ありません。
×
後写鏡とはサイドミラーの事です。
地上2メートル以下ではなく1.8メートルです...身長が180㎝以上ある方はぶつからないように気を付けたほうがいいかもしれないです。
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03
道路運送車両の保安基準に関する問題です。
重要な項目が含まれています。
正しい記述となります。
7トン以上の貨物自動車は後部反射器を備えなければなりません。
正しい記述となります。
自動車の前面ガラス及び側面ガラスにフィルムが貼り付けられた場合、
可視光線の透過率が70%以上でなければなりません。
正しい記述となります。
方向指示器の点滅回数は毎分60回以上120回以下
一定の周期で点滅するものでなければなりません。
誤った記述となります。
自動車に備え付けなければならない後写鏡(バックミラー)の最低地上高は1.8メートルです。
特にガラスフィルムの透過率と後写鏡の最低地上高は高頻度で出題されます。
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