運行管理者(貨物)の過去問
平成27年度 第1回
道路交通法関係 問25

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問題

平成27年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 道路交通法関係 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

道路交通法に定める自動車の法定速度についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量5,995キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない片側一車線の一般道路においては、時速60キロメートルである。
  • 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,520キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道( 政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。
  • 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量9,595キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)においては、時速100キロメートルである。
  • 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量が4,995キログラムの自動車が、故障した車両総重量1,485キログラムの普通自動車をロープでけん引する場合の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない一般道路においては、時速40キロメートルである。

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この過去問の解説 (3件)

01

1正
記述の通りです。
最高速度が指定されていない一般道路を通行する場合の最高速度は、時速60キロメートルです。

2正
記述の通りです。
最高速度同様最低速度も指定されている場合がありますので覚えておきましょう。

3誤
100キロメートルではなく、80キロメートルです。
大型の高速道路の制限速度は80キロメートルです。

4正
記述の通りです。
設問の場合、最高速度が指定されていない一般道路において、
時速は40キロメートルと定められています。

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02

③が解答となります。

1 .貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量5,995キログラムの自動車最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない片側一車線の一般道路においては、時速60キロメートルである。

→正しいです。

 自動車(大型・中型自動車を含む)について一般道路における最高速度は

 「時速60キロメートル」となります。

 ※道路標識において指定されている場合は、その速度となります。 

2 .貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,520キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道( 政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。

→正しいです。

 高速自動車国道における「最低」速度は時速50キロメートルとなります。

 ※道路標識等によって制限がされている場合は、その速度となります。 

3 .貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量9,595キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)においては、時速100キロメートルである。

→誤りです。

 高速自動車国道において中型自動車の中でも最高速度は2種類に分かれます。

 ・最大積載量5000kg以上または車両総重量8000kg以上の貨物自動車

  (=特定中型貨物自動車)の最高速度は時速80キロメートル

 ・中型自動車(特定中型貨物自動車を除く) = 時速100キロメートル

4 .貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量が4,995キログラムの自動車が、故障した車両総重量1,485キログラムの普通自動車をロープでけん引する場合の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない一般道路においては、時速40キロメートルである。

→正しいです。

 一般道路(最高速度の指定なし)におけるけん引については

 車両総重量2000kg以下の車両

 その車両の3倍以上の車両総重量の自動車でけん引する場合=時速40km

 →つまり「けん引する車(車両総重量の3倍以上) 

      ー けん引される車(車両総重量2000kg以下)」となります。

 

 ・それ以外 = 時速30km

 

 とされています。 

 今回の問題では「けん引する車(車両総重量4995kg)」

 「けん引される車(車両総重量1485kg)」となりますので、

 けん引される車の総重量×=車両総重量4455kg以上の力が必要

 となりますが、条件を満たしているため「時速40キロメートル」

 正しい回答となります。

参考になった数21

03

法定速度に関する記述で誤りを1つ選ぶ問題です。

最大積載量7トンと9トンでは高速道路においての最高速度が異なります。

選択肢1. 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量5,995キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない片側一車線の一般道路においては、時速60キロメートルである。

記述の通りとなります。

選択肢2. 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量7,520キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道( 政令で定めるものを除く。)における最低速度は、時速50キロメートルである。

記述の通りとなります。

高速自動車国道での最低速度は時速50キロメートルです。(指定されていない区間に限る)

選択肢3. 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量9,595キログラムの自動車の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道(政令で定めるものを除く。)においては、時速100キロメートルである。

誤った記述となります。

貨物自動車の車両総重量による区分はとても複雑で覚えるのが大変です。

車両総重量9,595キログラムということは中型貨物自動車ということになります。

道交法による中型貨物は7.5トン以上11トン未満とされていますが高速道路においては、

車両総重量8トン以上は最高速度80キロメートルとされています。

選択肢4. 貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量が4,995キログラムの自動車が、故障した車両総重量1,485キログラムの普通自動車をロープでけん引する場合の最高速度は、道路標識等により最高速度が指定されていない一般道路においては、時速40キロメートルである。

記述の通りとなります。

まとめ

道交法における車両の区分と高速道路の最高速度が揃っていないのは

免許区分の改正があったためです。

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