運行管理者(貨物)の過去問
平成28年度 第2回
実務上の知識及び能力 問45

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問題

平成28年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

交通事故防止対策に関する次の記述のうち、適切なものは「適」を、適切でないものは「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

適性診断は、運転者の運転能力、運転態度及び性格等を客観的に把握し、運転の適性を判定することにより、運転に適さない者を運転者として選任しないようにするためのものであり、ヒューマンエラーによる交通事故の発生を未然に防止するための有効な手段となっている。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、 2. 不適 です。

国土交通省発行
自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う
一般的な指導及び監督の実施マニュアルより
「運転者適性診断は、運転指導においては、実際の適性診断結果を用いて、
個々の 運転者に自己の運転行動の特性を自覚させ、これを理解し た上での安全指導を行っていくことが重要です。」とあります。
運転適性診断は、運転の基本である視覚機能、判断・動作のタイミング、
動作の 正確さ、注意の配分についての測定を行い、また、模擬運転や
性格診断などについて 測定を行います。
問題文のように、運転に適さないものを運転者として選任しないようにする
ためのものではありません。
運転適正診断の結果を見て、自分の運転特性を理解し、より注意を持つ点など
安全運転の向上につなげていくものです。

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02

②不適が解答となります。

適性診断は、運転者の運転能力、運転態度及び性格等を客観的に把握し、運転の適性を判定することにより、運転に適さない者を運転者として選任しないようにするためのものであり、ヒューマンエラーによる交通事故の発生を未然に防止するための有効な手段となっている。

青字部分に誤りがあります。

適性診断は年齢による肉体的な変化や、運転手自身が気づかないクセなどを客観的に見るためのものであり、その結果を事業者と共有することで、運転意識の変化や良い部分の向上を目指すためのものとなります。

運転者を選別する指標ではないため、結果の受け止め方は慎重に行う必要があります。

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03

交通事故防止対策に関する運転能力や運転態度及び、性格等に関する問題を見ながら解説します。

選択肢1. 適

誤りです。

適性診断は、運転者の運転行動や運転態度が安全運転にとって好ましい方向へ変化するように動機付けを行う事により、運転者自身の安全意識を向上させるためのものであり、運転に適さない者を運転者として選任しないようにするためのものではありません

選択肢2. 不適

正しいです。

適性診断とは、運転者の安全意識を向上させるためのもので、運転者を選任しないようにするためではありません。

まとめ

適性診断の重要性や目的をしっかりと把握しましょう。

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