運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第1回
道路交通法関係 問15
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問題
平成29年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 道路交通法関係 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
追越し等についての次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
- 車両は、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため、停止し、若しくは、停止しようとして徐行している車両に追いついたときは、その前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはならない。
- 車両は、道路標識等により追越しが禁止されている道路の部分においても、前方を進行している原動機付自転車は追い越すことができる。
- 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに衝突するのを避けることができるため必要な距離をこれから保たなければならない。
- 車両は、道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂の道路の部分においては、前方が見とおせる場合を除き、他の車両( 軽車両を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
追い越し等に関する設問です。
1→割り込みの禁止についてです。
何かしらの理由で停止または停止しようと徐行している車両の前方は、
何かしらの危険がありうる可能性が高いため、
その車両の前方に割り込んだり、
前方を横切ってはいけません。
3→車間距離の保持についてです。
自車の前方の車両が急に停止した場合でも、
衝突を避けることができる車間距離を保たなければなりません。
各選択肢については下記の通りです。
2→追い越し禁止についてです。
追い越し禁止の場所でも追い越すことができるのは、
軽車両です。
原動機付自動車は軽車両ではありません。
4→追い越し禁止についてです。
前方が見通せたとしても追い越しは禁止です。
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02
①・③が解答となります。
1 .車両は、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため、停止し、若しくは、停止しようとして徐行している車両に追いついたときは、その前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはならない。
→正しいです。
「割り込み等の禁止」と言います。
何らかの事情があり、停止または徐行をしているため、その側方を
通過したり割り込んだりすることは、危険につながる行為となります。
2 .車両は、道路標識等により追越しが禁止されている道路の部分においても、前方を進行している原動機付自転車は追い越すことができる。
→青字部分に誤りがあります。
追越しが禁止されている道路では「原動機付自転車(原付)」であっても
追越しをすることは禁止されています。
3 .車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに衝突するのを避けることができるため必要な距離をこれから保たなければならない。
→正しいです。
適正な車間距離を保つことが、事故防止にもつながります。
また夜間や高速自動車国道を走行する際にはより広めにとることを意識すると
安全にもつながります。
4 .車両は、道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂の道路の部分においては、前方が見とおせる場合を除き、他の車両( 軽車両を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。
→青字部分に誤りがあります。
「前方の見通し」に限らず以下の場所では追越しが禁止されています。
・道路のまがりかど附近
・上り坂の頂上付近
・勾配の急な下り坂
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03
追い越し等について、問題を見ながら解説します。
正しいです。
法令の規定や警察官の命令により、危険を防止するため停止し、もしくは停止しようとして徐行している車両に追いついたときは、前方にある車両等の側方を通過して当該車両等の前方に割り込み、又はその前方を横切ってはいけません。
誤りです。
車両は、道路標識等により追い越しが禁止されている道路の部分において、前方を進行している原動機付自転車を追い越してはいけません。
正しいです。
前方の車両が急に停止した時でも、衝突するのを避けることができるような車間距離を保たなければいけません。
誤りです。
前方が見通せる場合を除きというのが間違いで、追い越しをしてはいけません。
追い越し等に関して、正しい知識を身につけましょう。
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