運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第2回
道路交通法関係 問22

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問題

平成29年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 道路交通法関係 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

道路交通法に定める過労運転に係る車両の使用者に対する指示についての次の文中、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選びなさい。

車両の運転者が道路交通法第66条( 過労運転等の禁止 )の規定に違反して過労により「[ A ]ができないおそれがある状態で車両を運転する行為( 以下「過労運転」という。 )を当該車両の使用者( 当該車両の運転者であるものを除く。以下同じ。 )の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る[ B ]が当該車両につき過労運転を防止するため必要な[ C ]を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため[ D ]ことを指示することができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2の必要な処置をとる です。
第六十六条 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。
第六十六条の二 車両の運転者が前条の規定に違反して過労により正常な運転ができないおそれがある状態で車両を運転する行為(以下この条及び第七十五条の二第一項において「過労運転」という。)を当該車両の使用者(当該車両の運転者であるものを除く。以下この条において同じ。)の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る車両の使用者が当該車両につき過労運転を防止するため必要な運行の管理を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため必要な措置をとることを指示することができる。と記されています。

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02

②必要な措置をとる が解答となります。

車両の運転者が道路交通法第66条( 過労運転等の禁止 )の規定に違反して過労により「正常な運転ができないおそれがある状態で車両を運転する行為( 以下「過労運転」という。 )を当該車両の使用者( 当該車両の運転者であるものを除く。以下同じ。 )の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る車両の使用者が当該車両につき過労運転を防止するため必要な運行の管理を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため[ 必要な措置をとる ]ことを指示することができる。

公安委員会が車両の使用者(=会社)に対して出す必要な指示としては以下も挙げられます。

最高速度違行為の防止

 →最高速度違反が行われないように出される指導や助言です。

過積載の防止

 →過積載をしている車両に対して警察官からの応急措置命令が

  出された場合に、使用者が過積載防止のための適切な運行の管理を

  行っていると認められないときに、指導や助言が出されます。 

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03

過労運転に係る車両の使用者に対する指示について、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 必要な施設等を整備する

誤りです。

必要な設備の整備は、事業者の役割です。

選択肢2. 必要な措置をとる

正しいです。

過労運転が行われることのないように、必要な措置をとるように指示されます

まとめ

穴埋め問題はしっかりと文章を読むことで、答えが解きやすくなります

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