運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第2回
実務上の知識及び能力 問35

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問題

平成29年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

点呼の実施等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

配送業務である早朝の乗務前点呼において、これから乗務する運転者の目が赤く眠そうな顔つきであったため、本人に報告を求めたところ、連日、就寝が深夜2時頃と遅く寝不足気味ではあるが、何とか乗務は可能であるとの申告があった。このため運行管理者は、当該運転者に対し途中で眠気等があった時には、自らの判断で適宜、休憩を取るなどして運行するよう指示し、出庫させた。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは2
疾病、疲労などの理由により安全な運転をし、又はその補助が出来ない可能性がある場合、乗務員を事業用自動車で乗務する事は出来ません。

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02

②不適が解答となります。

乗務前点呼では「疾病、疲労、睡眠不足などの理由により安全な運転をすることができない有無」を確認することとされています。

文中のように「寝不足気味である」「目元が赤く眠そうに見える」場合は安全な運転をできると認められないため、乗務をすることが不可能とされます。

そのため、求められる対応としては

・乗務の取りやめ(代替運転手の手配)

・一時的に仮眠を取らせ、体調が万全となった状態で乗務に出す

などがあげられます。

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03

点呼の実施等について、問題を見ながら解説していきます。

選択肢1. 適

誤りです。

寝不足の運転者を乗務させることは適切ではありません。

選択肢2. 不適

正しいです。

寝不足の運転者を乗務させることは適切ではありません。

まとめ

例え、運転者が大丈夫と判断したとしても、運行管理者は当該運転者を乗務させてはいけません。

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