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運行管理者(貨物)の過去問 平成30年度 第2回 実務上の知識及び能力 問40

問題

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一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
   1 .
自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になる。前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要がある。
   2 .
雪道への対応の遅れは、雪道でのチェーンの未装着のため自動車が登り坂を登れないこと等により後続車両が滞留し大規模な立ち往生を発生させることにもつながる。このことから運行管理者は、状況に応じて早めのチェーン装着等を運転者に対し指導する必要がある。
   3 .
運転中の携帯電話・スマートフォンの使用などは運転への注意力を著しく低下させ、事故につながる危険性が高くなる。このような運転中の携帯電話等の操作は法令違反であることはもとより、いかに危険な行為であるかを運行管理者は運転者に対し理解させて、運転中の使用の禁止を徹底する必要がある。
   4 .
平成28年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「出会い頭衝突」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。
( 平成30年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問40 )
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この過去問の解説 (3件)

18

①・②・③が解答となります。

1 .自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になる。前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要がある。

→正しいです。

 無理な追越しは前車との衝突であったり、対向車両との接触事故にも

 つながります。

 道路状況であったり、前車との速度差に応じて無理なく行いましょう。

 

2 .雪道への対応の遅れは、雪道でのチェーンの未装着のため自動車が登り坂を登れないこと等により後続車両が滞留し大規模な立ち往生を発生させることにもつながる。このことから運行管理者は、状況に応じて早めのチェーン装着等を運転者に対し指導する必要がある。

→正しいです。

 降雪地域への輸送や天候情報を詳しく見たうえで、チェーン装着ができる

 装備・若しくはシーズンに合わせて早めの冬用タイヤへの変更などが

 必要となります。 

3 .運転中の携帯電話・スマートフォンの使用などは運転への注意力を著しく低下させ、事故につながる危険性が高くなる。このような運転中の携帯電話等の操作は法令違反であることはもとより、いかに危険な行為であるかを運行管理者は運転者に対し理解させて、運転中の使用の禁止を徹底する必要がある。

→正しいです。

 携帯電話の所持については罰則も強化されていますが、携帯電話・

 スマートフォンでの通話以外にも画面の注視(動画の視聴など)も所持と

 みなされます。

 当人の罰則だけではなく、事故時には被害者が発生することも理解して

 いただくことが必要です。 

4 .平成28年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「出会い頭衝突」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。

→誤りです。

 例年、事業用貨物自動車が第1当事者となる人身事故は「追突」が全体の

 割合を多く占めており、次いで「出会いがしら衝突」となります。

 追突事故が多い背景には、運転時の疲労により判断が遅れる・高速道路

 などの単調な道路を走ることによる注意力散漫・わき見運転などが

 あげられます。 

付箋メモを残すことが出来ます。
9

正解は1、2、3です。

<解説>

1 .適切である

自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になる。前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要がある。

→速度差が大きい場合ではなく小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になりますので適切です。

2 .適切である

国土交通省が作成している安全教育マニュアル「自動車運送事業者が運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」 VIII.危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法2.危険予測のポイント(以下抜粋)

「積雪路面となった場合、道路情報板ですべり止め規制などの表示が出たときなどには、早めにチェーンの装着をすることが必要です。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結した道路での走行性能には優れていますが、決して万能ではありません。スタッド レスタイヤの過信は禁物であることを、運転者は認識しましょう。また、雪道への対 応の遅れは、大規模な立ち往生を発生させることにも繋がります。チェーンを装着し ていなかった車両が登り坂を登れなかったことや、装着していても勾配が大きく登り坂を登れなかったこと等により後続車両が滞留した事例を説明し、状況に応じた早め のチェーン装着や勾配の大きな経路の回避等の対応が必要であることを理解させましょう。」との記載があります。

3 .適切である

道路交通法第 71 条第 5 号の5にて携帯電話の使用が禁止されています。

国土交通省が作成している安全教育マニュアル「自動車運送事業者が運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」には運行管理者は携帯電話・スマートフォン使用による重大事故事例をもとに「運転者に対しては、運転中の携帯電話等の操作が法令違反であることはもとより、いかに危険な行為であるかを理解させ、使用の禁止を徹底してください。」と記載があります。

4 .適切ではない

平成28年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「出会い頭衝突」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。

→平成28年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「追突事故」が最多でトラック事故全体の48.3%を占めています。続いて「出会い頭衝突」の順となっています。

4

事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関して問題を見ながら解説します

選択肢1. 自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になる。前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要がある。

適切です

自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になります

前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう運転者に対し指導する必要があります

選択肢2. 雪道への対応の遅れは、雪道でのチェーンの未装着のため自動車が登り坂を登れないこと等により後続車両が滞留し大規模な立ち往生を発生させることにもつながる。このことから運行管理者は、状況に応じて早めのチェーン装着等を運転者に対し指導する必要がある。

適切です

雪道への対応の遅れは、雪道でのチェーンの未装着のため自動車が登り坂を登れないこと等により後続車両が滞留し大規模な立ち往生を発生させることにもつながります

このことから運行管理者は、状況に応じて早めのチェーン装着等を運転者に対し指導する必要があります

選択肢3. 運転中の携帯電話・スマートフォンの使用などは運転への注意力を著しく低下させ、事故につながる危険性が高くなる。このような運転中の携帯電話等の操作は法令違反であることはもとより、いかに危険な行為であるかを運行管理者は運転者に対し理解させて、運転中の使用の禁止を徹底する必要がある。

適切です

運転中の携帯電話・スマートフォンの使用などは運転への注意力を著しく低下させ、事故につながる危険性が高くなります

このような運転中の携帯電話等の操作は法令違反であることはもとより、いかに危険な行為であるかを運行管理者は運転者に対し理解させて、運転中の使用の禁止を徹底する必要があります

選択肢4. 平成28年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「出会い頭衝突」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。

適切ではありません

追突が最も多く、全体の半分を占めていて、続いて出会い頭の衝突となっています

まとめ

事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関して、よく復習しておきましょう

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