運行管理者(貨物)の過去問
平成30年度 第2回
実務上の知識及び能力 問44

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問題

平成30年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

事業者は、ある高齢運転者が夜間運転業務において加齢に伴う視覚機能の低下が原因と思われる軽微な接触事故が多く見られたため、昼間の運転業務に配置替えをした。しかし、繁忙期であったことから、運行管理者の判断で点呼において当該運転者の健康状態を確認しつつ、以前の夜間運転業務に短期間従事させた。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

②が解答となります。

事業者は、ある高齢運転者が夜間運転業務において加齢に伴う視覚機能の低下が原因と思われる軽微な接触事故が多く見られたため、昼間の運転業務に配置替えをした。しかし、繁忙期であったことから、運行管理者の判断で点呼において当該運転者の健康状態を確認しつつ、以前の夜間運転業務に短期間従事させた。

→誤りです。

 夜間の運転には身体的な理由により接触事故につながる事案がある為、昼間の運転業務に配置を変えております。

 こういった理由の場合、繁忙期という理由で夜間運転に戻すことは適切な判断とは言えません。 

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02

正解は2.不適です。

<解説>

事業者は、ある高齢運転者が夜間運転業務において加齢に伴う視覚機能の低下が原因と思われる軽微な接触事故が多く見られたため、昼間の運転業務に配置替えをした。しかし、繁忙期であったことから、運行管理者の判断で点呼において当該運転者の健康状態を確認しつつ、以前の夜間運転業務に短期間従事させた。

→加齢による視覚機能の低下が原因と思われる軽微な接触事故が多く見られた運転者を夜間運転業務から昼間の運転業務に配置替えをしたのは適切な対応になりますが、加齢に伴い動体視力や静止視力は低下していくため回復することは難しく、繁忙期や短期間などの理由により夜間運転業務に再び従事させることは適切ではありません。

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03

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関して、問題を見ながら解説します

選択肢1. 適

誤りです

繁忙期だからといって、夜間運転業務に再度従事させることは、適切ではありません

選択肢2. 不適

正しいです

まとめ

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関して、よく復習しておきましょう

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