運行管理者(貨物)の過去問
令和元年度 第1回
実務上の知識及び能力 問33

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問題

令和元年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

点呼の実施等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

A営業所においては、運行管理者は昼間のみの勤務体制となっている。しかし、運行管理者が不在となる時間帯の点呼が当該営業所における点呼の総回数の7割を超えていることから、その時間帯における点呼については、事業者が選任した複数の運行管理者の補助者に実施させている。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

不適 となります。

A営業所においては、運行管理者は昼間のみの勤務体制となっている。しかし、運行管理者が不在となる時間帯の点呼が当該営業所における点呼の総回数の7割を超えていることから、その時間帯における点呼については、事業者が選任した複数の運行管理者の補助者に実施させている。

【点呼】

 運行管理者と補助者で担当することが可能です。

 ですが、全体の3分の1は運行管理者が実施しなければなりません。

 問題では運行管理者が不在(=補助者が点呼)の点呼は総回数の7割を超える

 という事は、運行管理者の行う回数としてはふさわしくありません。

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02

正解は不適です。

※貨物自動車運送事業輸送安全規則は「安全規則」と略させていただきます。

安全規則によると、点呼は、運行管理者ではなく、

一部の補助者に実施させることも可能ですが、その場合、

少なくとも運行管理者は、点呼の3分の1以上を実施しなければならない

されています。

本文では、補助者が点呼の総回数の「7割」を超えていることから

安全規則に違反しているので誤りとなります。

よって、正解は不適となります。

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03

実務上の知識及び能力からの出題です。

本番においての出題数は7問と多く得点を稼げる科目です。

選択肢1. 適

誤りです。

運行管理者が行う点呼は、点呼を行うべき回数の3分の1以上の実施が必要とされています。

7割ですと3分の1を超えていますので不適切です。

選択肢2. 不適

正しい。

運行管理補助者は総点呼回数の3分の1を超えてはいけないということになります。

3分の1はだいたい6割7分ですから7割だと超えてしまいます。

まとめ

7割 > 3分の1です

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