運行管理者(貨物)の過去問
令和元年度 第1回
実務上の知識及び能力 問55
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問題
令和元年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
運行管理者が運転者に対して実施する危険予知訓練に関する次の記述において、問題に示す【交通場面の状況等】を前提に、【運行管理者による指導事項】として表中のCに最もふさわしいものを選択肢1~5の中からそれぞれ1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
- 対向車の速度が遅い時などは、交差点をすばやく右折し、自転車横断帯の自転車との衝突の危険を避けること。
- スピードを十分落として交差点に進入すること。
- 対向車があるときは無理をせず、対向車の通過を待ち、左右の安全を確認してから右折をすること。
- 交差点に接近したときは、特に前車との車間距離を十分にとり、信号や前車の動向に注意しながら走行すること。
- 交差点内だけでなく、交差点の右折した先の状況にも十分注意を払い走行すること。
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この過去問の解説 (3件)
01
Cでは交差点を走行する対向車にどう対応するのかを問われています。
誤りです。
自車が交差点を曲がろうとすると、相手から見た自車の速度は0に近くなります。
対向車からすると目前で車が急停車したようなものでとても危険です。
誤りです。
対向車は交差点に接近しています。
自車がスピードを落とすことでさらに衝突のリスクが高まります。
正しい。
対向車信号も青の場合
対向車が自動車あるいは自転車の場合でも相手の通過を待ってから安全確認しましょう。
誤りです。
一概に誤りとは言えません。
むしろ、交差点付近において前者との車間距離をとることは追突事故防止の為に必要です。
しかし、ここでの問いかけに対しては当てはまりません。
誤りです。
問われているのは対向車の通過にどう対応するのかであって、
右折した先の状況はここでは問われていないので誤りとなります。
いずれの選択肢においても間違いだと言えるものではありません。
なので、文中で問われていることを正しく読み取ることが重要だと思います。
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02
正解 「対向車があるときは無理をせず、対向車の通過を待ち、左右の安全を確認してから右折をすること。」
対向車がいる場合の交差点右折についての、運行管理者による指導事項を選択します。
交差点を右折する際に、対向車がいる場合、
たとえ対向車と少し距離がある場合でも、スピードを上げてくるかもしれません。
また、運転手は、対向車が譲ってくれるだろうから、先に右折しようなどと考えてしまうかもしれません。これでは、焦ってしまい、他の注意を怠ってしまう可能性があります。
対向車を先に通過させ、後続車両や、右折後の進路状況など、全体面での安全確認をしてから自身が通過するように指導しましょう。
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03
対向車の動きに注意して、余裕をもって交差点内に侵入し右折をします。
また、対向車の後ろには死角になり見えていない後続車がいる場合もありますので、完全に対向車の通過を確認したうえで右折をします。
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