運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 第1回
実務上の知識及び能力 問34

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和2年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関する次の記述について、適切なものには「適」、適切でないものには「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

自動車の運転中に、心臓疾患(心筋梗塞、心不全等)や、大血管疾患(急性大動脈解離、大動脈瘤破裂等)が起こると、ショック状態、意識障害、心停止等を生じ、運転者が事故を回避するための行動をとることができなくなり、重大事故を引き起こすおそれがある。そのため、健康起因事故を防止するためにも発症する前の早期発見や予防が重要となってくる。
  • 不適

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

①の適が解答となります。

 問題文中にある疾患は発症すると個人での対処が難しく、当人だけでなく大勢の命を巻き込む可能性があります。そのため、定期健康診断の確実な受診・所見が見られる方には早急に検査や専門医への受診を進めます。 

参考になった数12

02

正解  適

健康起因事故とは、

運転者の疾病により事業用自動車の運転を継続できなかったものをいい、国土交通大臣への報告書の提出(重大事故扱い)となります。

運転者の高齢化に伴い増加傾向にあります。

脳血管、心臓、血管、消化器系、呼吸器系の疾患が原因となり、ショック状態、意識障害、心停止や激痛などにより、正常な運転ができなくなる場合があります。

定期健康診断の確実な実施と有効活用が求められます。

参考になった数8

03

健康起因事故は近年クローズアップされることが多くなったように思います。

運転者の高齢化も要因の1つなのでしょう。

選択肢1. 適

正しい。

文章のとおりです。

健康診断等で血圧や心臓関係の結果が基準値を超えると乗務させてもらえなくなったりします。

選択肢2. 不適

誤りです。

適切な対応です。

まとめ

脳疾患・心疾患起因で運行が途中で出来なくなった場合

国土交通大臣への報告事案となります。

それほど脳疾患・心臓疾患への発見や発見後のケアは大事だと言えます。

参考になった数3