運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 第1回
実務上の知識及び能力 問36

このページは問題個別ページです。
正解率や解答履歴を残すには、「条件を設定して出題する」をご利用ください。

問題

令和2年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関する次の記述について、適切なものには「適」、適切でないものには「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

自動車事故報告規則に基づく平成 29年中のすべての事業用自動車の乗務員に起因する重大事故報告件数約 2,000件の中で、健康起因による事故件数は約 300件を占めている。そのうち運転者が死亡に至った事案は 60件あり、原因病名別にみると、心臓疾患が半数以上を占めている。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

①適が解答となります。

 生活習慣病と呼ばれるものも多くなっており、これには日々の健康管理が重要となってきます。運転手の適正な労働時間の確保・健康診断の実施などでも対処ができますので、個人だけでなく事業所として運転手の健康管理に取り組むことが必要です。 

参考になった数20

02

正解  適

健康起因事故による、運転者が死亡に至った事案原因は、心臓疾患が半数以上です。

(心筋梗塞、狭心症、不整脈疾患や失神発作など)

事業者は、国土交通省による心臓疾患、大血管疾患ガイドラインや、スクリーニング検査や定期健康診断を活用し、

運転者の生活習慣改善を支援し、事故防止対策を行う必要があります。

参考になった数12

03

心疾患は運行中の発作で気分が悪くなったり、意識を失ったりして最悪の場合死亡事故にも至ることになります。

選択肢1. 適

正しい。

本文のとおりです。

健康起因による事故の病名別で最も多いのが心臓疾患。

次に脳疾患となります。

選択肢2. 不適

誤りです。

ここでは最も多いのが心臓疾患であるか否かだけを問われています。

クモ膜下出血に代表される脳疾患も多いには多いのですが

選択肢で問われているのは心臓疾患が多いかそうじゃないだけなので「適」を選びましょう。

まとめ

運転中に気を失って中央分離帯や路肩に突っ込んだりといった事例を耳にします。

最悪、対向車や歩行者を巻き込む事になりかねません。

普段からアルコールを控えるとか太りすぎないなど自己管理が必要だと思います。

参考になった数6