運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 第1回
実務上の知識及び能力 問39
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問題
令和2年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
自動車の運転に関する次の記述について、適切なものには「適」、適切でないものには「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
アンチロック・ブレーキシステム(ABS)は、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロック(回転が止まること)するのを防ぐことにより、車両の進行方向の安定性を保ち、また、ハンドル操作で障害物を回避できる可能性を高める装置である。ABSを効果的に作動させるためには、できるだけ強くブレーキペダルを踏み続けることが重要であり、この点を運転者に指導する必要がある。
アンチロック・ブレーキシステム(ABS)は、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロック(回転が止まること)するのを防ぐことにより、車両の進行方向の安定性を保ち、また、ハンドル操作で障害物を回避できる可能性を高める装置である。ABSを効果的に作動させるためには、できるだけ強くブレーキペダルを踏み続けることが重要であり、この点を運転者に指導する必要がある。
- 適
- 不適
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この過去問の解説 (3件)
01
①が解答です。
車の安全装置については、装置のみに頼るような過信をしてはいけませんが、装置自体の使い方を正しく説明することも必要な教育です。
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02
正解 適
ABSは、フルブレーキでも前輪ロックされずハンドルがきく、横滑りを防ぐなどの効果があります。
正しい操作方法等や、路面によっては制動距離が長くなる場合があるなど、
過信しずぎず安全なスピードで運行することを含めて教育します。
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03
事業用自動車でABSが装着されていない車両はかなりの少数だと思います。
ただ、ABSの仕組みを理解している運転者や運行管理者もそう多くはないと思います。
正しく理解しておきましょう。
正しい。
雨や雪の日など路面抵抗が少ない時にABSが作動するとガッガッガッと振動がペダルに伝わります。
これは電気的にブレーキのオンオフをしている状態なのでペダルを緩めてはいけません。
誤りです。
最近では聞かれなくなりましたが「ポンピングブレーキ」というテクニックがあります。
これは急ブレーキ等でタイヤをロックさせてしまわないようにかつ止まれるように
ブレーキを踏む・離す・踏むを素早く行うテクニックです。
これを自動化した装置がABSになります。
ABS作動時はブレーキペダルを踏み続ける。
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