問題
記録図表からA自動車の急ブレーキを操作する直前の速度を読み取ったうえで、当該速度における空走距離(危険認知から、その状況を判断してブレーキを操作するという動作に至る間(空走時間)に自動車が走行した距離)を求めるとおよそ何メートルか。以下の選択肢から正しいものを1つなさい。なお、この場合の空走時間は 1 秒間とする。
空走距離を求める計算問題です。
まず空走距離とは…
ブレーキを踏んでから、実際にブレーキが効きだすまでの距離となります。
(あ!と思いブレーキを踏んでから速度が落ちるまでの時間です)
図の速度を見ると
6:56に急に速度が下がっていることから、このタイミングでブレーキを踏んだことが読み取れます。
その時の速度はおよそ時速70キロになります。
また空走時間が1秒間と設定されているので、計算式としては
70(キロ/時速)÷ 3600(時速を秒速に直します)=0.0194…
0.019…をメートルに直すため
0.019×1000をすることでおよそ19mとなります。
よって解答は20メートルとなります。
正解 20メートル
空走距離:ブレーキを踏み、ブレーキが実際に利き始めるまでの間に車が走る距離
制動距離:ブレーキが利き始めてから車が停まるまでに走行する距離
停止距離:停止距離=空走距離+制動距離
図(上)より、
6:56頃に速度が一気に落ち、ブレーキをかけています。
(縦目盛より、72㎞/h程度→0㎞/h)
問題文より、空走距離は1秒間と設定されていますので、秒速へ変換し空走距離を計算します。
【1時間=60分=3600秒 暗記しましょう】
72000m÷3600秒=20m
速度と距離の計算問題です。
苦手な方もおられると思いますのでコツを言います。
時速36キロメートルは秒速10メートル
倍の時速72キロメートルは秒速20メートル
この数字を覚えておいてください。
誤りです。
当該速度における空走距離を問われています。
空走時間は1秒間とあることから計算方法は
当該速度を秒速にするだけです。
速度計を見ると時速70キロをちょっと超えるくらいで走行しています。
ですから20メートルが正解です。
正しい。
ちゃんと計算しますと時速72キロは1時間に72,000メートル
つまり3,600秒間に72,000メートル進むことになります。
1秒間の走行距離は
72,000/3,600=20
20メートル
となります。
空走時間は1秒間なのでそのまま空走距離が20メートルです。
この問題においての当該速度は
時速36キロメートルあるいは時速72キロメートルのいずれかが出題されることがほとんどです。