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運行管理者(貨物)の過去問 令和2年度 CBT 実務上の知識及び能力 問32

問題

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運行管理者が運転者に対し実施する危険予知訓練に関し、下図の交通場面の状況において考えられる<運転者が予知すべき危険要因>とそれに対応する<運行管理者による指導事項>の選択肢の組合せとして、すべてが正しいものを選びなさい。

【交通場面の状況】
・住宅街の道路を走行している。
・前方に二輪車が走行している。
・右側の脇道から車や自転車が出ようとしている。
・前方の駐車車両の向こうに人影が見える。

<運転者が予知すべき危険要因>
① 二輪車を避けようとしてセンターラインをはみ出すと、対向車と衝突する危険がある。
② 駐車車両に進路を塞がれた二輪車が右に進路を変更してくることが予測されるので、このまま進行すると二輪車と衝突する危険がある。
③ 前方右側の脇道から左折しようとしている車の影に見える自転車が道路を横断してくると衝突する危険がある。
④ 後方の状況を確認せずに右側に進路変更をすると、後続の二輪車と接触する危険がある。
⑤ 駐車車両の先に歩行者が見えるが、この歩行者が道路を横断してくるとはねる危険がある。

<運行管理者による指導事項>
ア  住宅街を走行する際に駐車車両があるときは、その付近の歩行者の動きにも注意しスピードを落として走行する。
イ  単路でも、いつ前車が進路変更などのために減速や停止をするかわからないので、常に車間距離を保持しておく。
ウ  進路変更するときは、必ず後続車の有無を確認するとともに、後続車があるときは、決して強引な進路変更はしない。
エ  右側の脇道から自転車が出ようとしているので、周辺の交通状況を確認のうえ、脇道の自転車の動きに注意し走行する。仮に出てきた場合は先に行かせる。
オ  二輪車は、後方の確認をしないまま進路を変更することがよくあるので、二輪車を追い越そうとはせず先に行かせる。

問題文の画像
   1 .
①-イ、 ③-ア、 ④-イ
   2 .
②-オ、 ③-エ、 ⑤-ア
   3 .
①-ウ、 ②-エ、 ④-オ
   4 .
②-オ、 ④-イ、 ⑤-ウ
( 令和2年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問32 )
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この過去問の解説 (3件)

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②-オ、 ③-エ、 ⑤-ア」が解答となります。

危険予測に関する、適切な指導を選ぶ問題となります。

用意された選択肢の組み合わせを1つずつ考えてみることが、正答への近道になります。

二輪車を避けようとしてセンターラインをはみだすと、対向車と衝突する危険がある。

(イ)単路でも、いつ前者が進路変更などのために減速や停止をするかわからないので、常に車間距離を保持しておく。

  →車間距離を保持することは正しいですが、この場合の指導としては

   対向車が存在していないことや、左折しようとしているピンクの車の

   奥側に自転車がおり、こちらへの注意がより必要となる為、

   適切な指導とはいえません。 

(ウ)進路変更するときは、必ず後続車の有無を確認するとともに、後続車があるときは、決して強引な進路変更はしない。

  →進路変更の際に後続車の有無を確認することは必要です

   (資料ではミラーに写っていないため、無しと判断します)

   ただ、すでに左折しようとするピンクの車が見えているため

   後続車だけへの注意では左折車への対応が遅れてしまいますので、

   適切な指導とは言えません。

 ② 駐車車両に進路を塞がれた二輪車が右に進路を変更してくることが予測されるので、このまま進行すると二輪車と衝突する危険がある。

 (オ)二輪車は、後方の確認をしないまま進路を変更することがよくあるので、二輪車を追い越そうとはせず先に行かせる。 

   →正しい指導となります。

    二輪車はトラックに比べて、小回りが効くため

    後ろを確認することなく急な進路変更をされることが予見されます。

    特に資料では、進路が一部塞がれているため

    先に通行させてしまうことが、最善とされます。

③ 前方右側の脇道から左折しようとしている車の影に見える自転車が道路を横断してくると衝突する危険がある。

 (住宅街を走行する際に駐車車両があるときは、その付近の歩行者の動きにも注意しスピードを落として走行する。

   →適切な指導とは言えません。

    着眼点が、前方右側の車(ピンクの車)になっており、

    その先の自転車についての意見である為、

    付近の歩行者に注意することは意見に対する適切な指導とは言えません。 

 (エ)右側の脇道から自転車が出ようとしているので、周辺の交通状況を確認のうえ、脇道の自転車の動きに注意し走行する。仮に出てきた場合は先に行かせる。

   適切な指導となります。

    右側の更に先に自転車が見えています。

    車に隠れてしまって見えにくいですが

    「この自転車はまっすぐ行くのか?曲がるのか?」と

    動きをよく見る必要があります。

    そのためには、少しスピードを落としたり自転車の動きを見極めてから

    走行することが安全と言えます。 

④ 後方の状況を確認せずに右側に進路変更をすると、後続の二輪車と接触する危険がある。

(イ)単路でも、いつ前者が進路変更などのために減速や停止をするかわからないので、常に車間距離を保持しておく。

   →適切な指導とは言えません。

    後続車はミラーの状況により写っていないため、

    存在していないと判断します。

    また今回の問題では進路変更により「右側から左折しようとする車」

    「自転車」と接触の危険がありますので、運転者の意見及び

    運行管理者の指導としては、相応しいとは言えません。

(オ)二輪車は、後方の確認をしないまま進路を変更することがよくあるので、二輪車を追い越そうとはせず先に行かせる。 

   →適切な指導とは言えません。

    二輪車に対する着眼点が「前方を走る二輪車」「後続車(予測される)

    と分かれてしまっているため、運転者からの意見及び

    運行管理者の指導として相応しいとは言えません。 

 

⑤ 駐車車両の先に歩行者が見えるが、この歩行者が道路を横断してくるとはねる危険がある。

住宅街を走行する際に駐車車両があるときは、その付近の歩行者の動きにも注意しスピードを落として走行する。

   →適切な指導となります。

    駐車先の歩行者は先の動きがまだ予測がついていません。

    そのため「急に横断してくる」「まっすぐ歩いていく」かも

    わからないため、急に道路に出た場合に対応ができるように

    スピードを落とすことは適切な指導となります。 

(ウ)進路変更するときは、必ず後続車の有無を確認するとともに、後続車があるときは、決して強引な進路変更はしない。

   →適切な指導とは言えません。

    駐車車両の先にいる歩行者へ対しての予測になる為、

    進路変更による影響はありませんので、運行管理者の指導として

    相応しいとは言えません。 

付箋メモを残すことが出来ます。
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【交通場面】の4つは同じ状況で①-⑤とア-オの組み合わせを選ぶ問題ですね。

画像の状況では二輪車や駐車車両をよけるために白線を踏みたいところですが、赤い車や歩行者、自転車もいますので駐車車両の少し後方で一旦停止がいいような気がします。

二輪車も先に行かせるべき状況ですね。追い越してもいいことはないでしょう。

②-オ、 ③-エ、 ⑤-ア」の組み合わせが正解です。

①はイかウについては

イは①の二輪車について触れていません。

ウについては二輪車の目線で書かれているような気がします。

アもエも選択肢はありませんが、二輪車について触れていませんので違います。

オは間違いではないような組み合わせですが、残念ながら選択肢がありません。

②エかオについは

エは二輪車の事に触れていません。

オについては二輪車は先に行かせるべきです。〇

ア、イについても二輪車の事に触れていません。

ウも二輪車の事に触れていませんが、対応としては間違っていません。選択肢はないです。

③アかエの選択です

アは自転車や右折車両について書かれていません。

エは自転車が出て来ても対応できるようにしなければなりません。〇

イ、ウ、オは自転車や右折車両について書かれていません。

④イかオの選択です

④の問い自体が画像にない後続の二輪車について説明をしています。

イは二輪車の事に触れていません。

オ二輪車の事には触れていますが後方にいる状況から前方にいる話になっています。

アウエは二輪車の事に触れていません。

⑤アかウの選択です

ア駐車車両の影からは急に子供が出てくる可能性があります。住宅地では速度を落としましょう。〇

ウ駐車車両の事に触れていません。

イエオも駐車車両の事に触れていません。

8

過去に何度も出題されている頻出問題となります

落ち着いて画像から読み取れる情報を整理しましょう

左端を走行するスクーターとその前方には路上駐車をしている車両があります

車両の前には運転手らしき人影が見えます

右の路地から左折で出てこようとする乗用車そして自転車が今にも出てきそうになっています

自車のバックミラーには後続車両は写っていません

選択肢1. ①-イ、 ③-ア、 ④-イ

①二輪車を避けようとしてセンターラインをはみ出すと、対向車と衝突する危険がある。

この状況で二輪車に追い越しをかけることは危険です。左折待ちの乗用車あるいは駐車車両を避けるために車線変更をするバイクと衝突する可能性があります

そこで運行管理者による指導事項として適切なものを選びます

ア は駐車車両と歩行者以外に前方を走行する二輪車のことに言及されていないので不適切です

イ は車間距離を保持することは間違っていはいません。しかし二輪車を避けて追い越そうとする運転手に与える指導としては適切ではありません

ウ は後続車はいないので不適切です

エ この場面での指導事項ではありません

オ 一見正しいのですがさらに状況と指導事項が合致した選択肢があります

選択肢2. ②-オ、 ③-エ、 ⑤-ア

②駐車車両に進路を塞がれた二輪車が右に進路を変更してくることが予測されるので、このまま進行すると二輪車と衝突する危険がある。

二輪車に限らず前走車は後方確認をせずに車線変更する場合が多々あります

問題のシーンでは右の路地から左折しようとしている乗用車があり自車がセンターラインをはみ出すことはできそうにありません

ですので、運行管理者による指導事項として適切なものはオの二輪車は、後方の確認をしないまま進路を変更することがよくあるので、二輪車を追い越そうとはせず先に行かせる。

となります

 

③ 前方右側の脇道から左折しようとしている車の影に見える自転車が道路を横断してくると衝突する危険がある。

画像から見ると自転車は路地から道路に出てくるところです

前走の二輪車、そして左折しようとする自動車のことを考えるとここは停車して先に行かせるのが最も正しい判断です

よって選択肢はエの 右側の脇道から自転車が出ようとしているので、周辺の交通状況を確認のうえ、脇道の自転車の動きに注意し走行する。仮に出てきた場合は先に行かせる。

となります

選択肢3. ①-ウ、 ②-エ、 ④-オ

④ 後方の状況を確認せずに右側に進路変更をすると、後続の二輪車と接触する危険がある。

冒頭で述べたようにバックミラーに後続車は写っていませんのでこの選択肢はありません

⑤ 駐車車両の先に歩行者が見えるが、この歩行者が道路を横断してくるとはねる危険がある。

駐車車両の先にいる歩行者は道路を横断しようとしています

また死角となった車の影から子供が飛び出してくるかもしれません

よって運行管理者による指導事項として適切なものは

アの住宅街を走行する際に駐車車両があるときは、その付近の歩行者の動きにも注意しスピードを落として走行する。

となります

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