運行管理者(貨物)の過去問 令和3年度 CBT 貨物自動車運送事業法関係 問4
この過去問の解説 (2件)
問題文が長く読みづらいのですが
よく読むことで矛盾点が見つかることもあります。
正しい
乗務前と乗務後の点呼ができない乗務とは3日以上にわたる乗務のことです。
2日目の乗務前と乗務後は電話等による点呼が必要となり
またその内容は日常点検の報告を受ける以外は対面点呼と同じ内容となります。
正しい
乗務後の点呼では、他の運転者と交代した場合にあっては、
交代した運転者に対して行った法令の規定による通告について報告を求めると
大変わかりにくい文言があります。
これは途中交代した運転手に例えば道路の一部が冠水しているので迂回が必要であるとか
高速道路で事故渋滞が発生している等の引き継ぎをした内容を
運行管理者に報告することを求められています。
誤り
IT点呼の要件に関する問題ですが
「②過去1年間点呼の違反に係る行政処分又は警告を受けていないことなどに該当する一般貨物自動車運送事業者の営業所」の部分が誤っています。
「過去1年間」ではなく「過去3年間」が正しいです。
誤り
頻出問題です。
20時間以内ではなく16時間以内となっています。
「正しいものをすべて」選ぶ問題は選択数が決まっている問題よりも難しいものです。
一見正しそうに見えても誤った文言が組み込まれているのでそれを探す作業となるかと思います。
点呼の内容をよく理解していると分かります。
正しいものは、2つです。
正しい
「乗務前及び乗務終了後の点呼のいずれも対面で行うことができない乗務」
とは、いわゆる長距離運行の乗務です。
分割休息を行う乗務も中間点呼は必要です。
正しい
点呼の業務内容にしっかりと記載されています。
誤り
「②過去1年間点呼の違反に係る・・・」の部分について
「過去1年間」ではなく、「過去3年間」が正しいです。
誤り
IT点呼の」実施は20時間ではなく16時間です。
つまり、通常勤務(8時間)以外の時間帯で実施できます。
点呼では、色々とイレギュラーが発生します。
それに対応できるようにしっかり理解することが重要です。
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