運行管理者(貨物)の過去問
令和3年度 CBT
実務上の知識及び能力 問28_3

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問題

令和3年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問28_3 (訂正依頼・報告はこちら)

自動車の運転に関する次の記述のCに入るべき字句として【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎるとブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱することによりドラムとライニングの間の摩擦力が減り、制動力が低下することを( C )という。
  • べーパー・ロック現象
  • フェード現象

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この過去問の解説 (3件)

01

ブレーキの異常状態を表す単語です。

覚えておきましょう。

選択肢1. べーパー・ロック現象

誤りです。

正しくはフェード現象です。

べーパー・ロックとはブレーキオイルが加熱されブレーキホース中に気泡ができることを言います。

選択肢2. フェード現象

正しい。

長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎるとブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱することによりドラムとライニングの間の摩擦力が減り、制動力が低下することを( フェード現象 )という。

まとめ

べーパー・ロックとフェード現象

いずれもブレーキの異常を表す言葉で、さらに発生状況も似ています。

間違えのないように覚えておいてください。

参考になった数32

02

自動車のブレーキ異常の現象です。

選択肢1. べーパー・ロック現象

誤り

べーパー・ロック現象とは、ブレーキの使い過ぎのによる摩擦熱でブレークオイルが沸騰し、

ブレーキオイル内に気泡が発生します。

その気泡が原因で、ブレーキペタルからの圧力がうまく伝わらなくなる現象です。

選択肢2. フェード現象

正しい

長い下り坂などでフット・ブレーキを使い過ぎるとブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱することによりドラムとライニングの間の摩擦力が減り、制動力が低下することを( フェード現象 )という。

まとめ

自動車のブレーキ異常に関する現象は、この二つです。

異常になる原因をよく覚えておきましょう。

参考になった数9

03

この2つの現象は間違えやすいです。

特徴をしっかりつかんで覚えていきましょう。

選択肢1. べーパー・ロック現象

ブレーキオイルの沸騰により、気泡ができ、ブレーキがきかなくなる現象。

べーパーは「蒸気」という意味があります。

選択肢2. フェード現象

ブレーキを使いすぎると、摩擦材の発熱し、ブレーキがきかなくなる現象。

フェードは「しぼむ、消える」という意味があります。

 

まとめ

べーパーは「蒸気」、フェードは「しぼむ、消える」で覚えると覚えやすいかと思います。

参考になった数8