運行管理者(貨物)の過去問
令和3年度 CBT
実務上の知識及び能力 問29_1

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問題

令和3年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問29_1 (訂正依頼・報告はこちら)

荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。

C料金所からD料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を、2時間と設定したことは、道路交通法令に定める制限速度に照らし適切か否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

<改題>
現行法に沿う形に正解を修正しました。
道路交通法施行令の一部改正(令和6年(2024年)4月1日施行)により、中型・大型トラックの高速自動車国道における最高速度が変更となったため。
<参考>

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この過去問の解説 (3件)

01

運行計画の問題です。

所要時間、距離、速度は分数を使って解きます。

もちろん整数と小数点を使用されてもゴールは同じです。

選択肢1. 適切

最大積載量5トンということは中型貨物自動車であり、

高速道路においての最高速度は時速90キロメートルと決まっています。

 

C料金所からD料金所まで180kmの道のりを2時間で走行したということは

時速90キロメートルで走行しており、違反はありません。

まとめ

運行計画の問題では数問の計算問題が用意されています。

全問正解できるように練習しておきましょう。

 

※出題時(令和3年)は「不適切」が正解でしたが、道路交通法施行令の改正により「適切」が正解となりました。

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02

問題文は長いですが最大積載量からトラックを分類することから考える問題です。

選択肢1. 適切

最大積載量5トンの貨物自動車は中型貨物自動車に分類されます。

中型貨物自動車の高速道路での最高速度は90km/hです。

 

180キロの道のりを2時間で走ったということは。

180/2=90km/h

となり、「適切」です。

まとめ

トラックの分類と定義をよく覚えておいて下さい。

 

※出題時(令和3年)は「不適切」が正解でしたが、道路交通法施行令の改正により「適切」が正解となりました。

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03

この問題をみると、とても難しいことが書いてあるように見えます。

しかし、よく見てみると、高速道路の運転時間と、制限速度について問われているのです。

選択肢1. 適切

車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車は中型貨物自動車です。

中型貨物自動車は高速道路を最高速度90kmで走行できます。

 

180kmの道のりを2時間走行なので、

180÷2=90km/時

なので、「適切」となります。

まとめ

難しいと思うかもしれませんが、何回も解いていくうちに、チャンス問題になる問題です。チャレンジしていきましょう。

 

※出題時(令和3年)は「不適切」が正解でしたが、道路交通法施行令の改正により「適切」が正解となりました。

参考になった数6