運行管理者(貨物) 過去問
令和3年度 CBT
問46 (実務上の知識及び能力 問29_2)
問題文
荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運転者の前日の運転時間は9時間20分であり、また、当該運転者の翌日の運転時間は9時間20分と予定した場合、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間は、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運転者の前日の運転時間は9時間20分であり、また、当該運転者の翌日の運転時間は9時間20分と予定した場合、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間は、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

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問題
運行管理者試験(貨物) 令和3年度 CBT 問46(実務上の知識及び能力 問29_2) (訂正依頼・報告はこちら)
荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運転者の前日の運転時間は9時間20分であり、また、当該運転者の翌日の運転時間は9時間20分と予定した場合、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間は、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当該運転者の前日の運転時間は9時間20分であり、また、当該運転者の翌日の運転時間は9時間20分と予定した場合、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間は、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)
01
この問題のポイントは
AからB BからCとそれぞれの運転時間を最初に求めて
メモしておきましょう。
誤りです。
AからBは3分の2時間 つまり40分
BからCは30分の5時間 10分
CからDは表記されているように2時間
DからEは30分の5時間で10分
復路に入ります
EからFは30分の30時間 1時間
FからGは30分の90時間で3時間
GからA営業所は30分の40時間で80分 つまり1時間20分
すべてを合計すると運転時間は8時間20分となり2日間の運転時間は18時間以内となり、基準値に収まっています。
しかし、復路について、休憩なしで5時間20分の運転をしており、改善基準告示に違反しています。
正しいです。
計算はなるべく早く正確に。
ここで時間オーバーになると大変です。
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02
よく出る基本的なパターンの問題です。
誤り
往路 A-B、B-C、D-Eは、時速30kmと同じ速度で走行しているので
(20km+5km+5km)/30km/h
=30km/30km/h=1時間
C-Dは、2時間なので合計3時間
復路 E-F、F-G、G-Aは、時速30kmと同じ速度で走行しているので
(30km+90km+40km)/30km/h
=160km/30km/h
30km/hは、30km/60分=1/2
よって160km /1/2=320分
320分=5時間20分
往路+復路=3+5時間20分=8時間20分
(前日+当日)/2=8時間50分
(当日+後日)/2=8時間50分
基準値内となります。
正しい
計算問題は時間が勝負です。
まとめて計算できる個所はまとめて計算し、
計算時間を短縮しましょう。
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03
この問題は二日間の運転時間の平均が9時間以下でなければならないと覚えておく必要があります。
不正解です。
A営業所からB地点までが、20km÷30km/時速=3分の2時間=40分。
B地点からC料金所までが5km÷30km/時速=6分の1時間=10分。
C料金所からD料金所までが2時間。
D料金所からE地点までが5km÷30km/時速=10分。
ここまでが片道なので、片道を合計すると40分+10分+2時間+10分=3時間。
次は帰りの計算です。
E地点からF地点まで30km÷30km/時速=1時間。
F地点からG地点まで90km÷30km/時速=3時間。
G地点からA営業所まで40km÷30km/時速=1時間20分。
帰りの合計は1時間+3時間+1時間20分=5時間20分。
往復合計は3時間+5時間20分=8時間20分。
前日(9時間20分)+当日(8時間20分)=17時間40分。
17時間40分÷2日=8時間50分。
当日(8時間20分)+翌日(9時間20分)=17時間40分。
17時間40分÷2は8時間50分でしたね。
なので、2日間平均で8時間50分で、基準値内となります。
正解です。
今回の問題はC料金所とD料金所のあいだは2時間とすでに時間が書いてあるので、間違って割って計算して答えを出したりしないように気を付けてください。
最後の答えが合わなくなります。
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