運行管理者(貨物)の過去問
令和3年度 CBT
実務上の知識及び能力 問29_3
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問題
令和3年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問29_3 (訂正依頼・報告はこちら)
荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当日の全運行において、連続運転時間は「改善基準告示」に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、戻りの便にて、F地点で再度荷積みし、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの貨物自動車を使用し、運転者1人乗務とする。
当日の全運行において、連続運転時間は「改善基準告示」に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
- 違反している
- 違反していない
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この過去問の解説 (3件)
01
連続運転でも各区間の運転時間を算出する必要があります。
正しいです。
各地区までの運転時間を計算しますと往路は基準を満たしています。
復路において、FからG地点まで3時間の運転。
G地点で20分の中断時間を経てA営業所まで1時間20分の運転。
つまり4時間20分を走ったことになるので連続運転時間をオーバーしています。
誤りです。
F地点からA営業所までの区間で連続運転時間をオーバーしています。
運行計画の問題は計算しやすくキリの良い数字が出題されています。
最小単位は10分です。
7分とか4分とか半端な数字が出たら計算間違いと思ったほうが良さそうです。
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02
いわゆる「ヨン・サン・マル」の問題です。
いかに時間を早く計算できるかがカギになります。
正しい
距離/時速 × 60分=時間(分)
の数式に代入して計算すると
(往路)
AB=40分
BC=10分
CD=2時間
DE=10分
合計3時間でOK
(復路)
EF=60分
F地点でノンドライブ時間が30分あるので運転時間はリセットされます。
FG=180分
GA=80分
合計260分=4時間20分
となり、その間にノンドライブ時間は20分しかなく、
よって、違反しています。
誤り
(復路)
FG=180分
GA=80分
合計260分=4時間20分
となり、その間にノンドライブ時間は20分しかなく、
よって、違反しています。
時間、時速、距離の単位を間違わないように計算して下さい。
それほど複雑な計算はないと思われます。
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03
この問題は連続運転を4時間以上していれば、違反になり、4時間以内ならば違反にならにことをわかっておく必要があります。
違反していますね。
片道のA営業所からE地点までの運転時間は3時間。
帰りがF地点まで1時間運転して、今で合計4時間です。
荷積みで30分運転していない時間があるので、そこで連続運転時間はいったんリセットされます。
F地点からA営業所までは4時間20分運転しています。
その間で運転していない時間は20分です。
30分の休憩をその間でとれば、違反にはならなかったのですが、30分取れていないので、違反です。
違反しているので、不正解ですね。
連続運転4時間し、30分の休憩は必須。
430休憩ルールとして覚えておきましょう。
2024年運送業界は働き方を見直す年なので、この430休憩は覚えておいた方がいいですね。
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