運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
道路運送車両法関係 問11_3

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問題

令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 道路運送車両法関係 問11_3 (訂正依頼・報告はこちら)

道路運送車両法に定める自動車の点検整備等に関する次の文中、Cに入るべき字句として【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

自動車運送事業の用に供する自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は、自動車の使用者より与えられた権限に基づき、( C )が行わなければならない。
  • 運行管理者
  • 整備管理者

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この過去問の解説 (3件)

01

道路運送車両法に定める自動車の点検整備等に関する問題です。

運行管理者が行うことなのか、整備管理者が行うことなのかよく覚えておきましょう。

選択肢1. 運行管理者

この選択肢は誤りです。

自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は整備管理者が行うからです。

日常点検の結果を経て、次に運行管理者が点呼を行うからですね。

選択肢2. 整備管理者

この選択肢は正しいです。

自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は整備管理者が行うからです。

整備管理者でないと、自動車の不具合は分からないこともあります。

まとめ

日常点検→整備管理者→点呼→運行管理者の流れで覚えるといいでしょう。

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02

日常点検の結果に基づく車両の運行可否については、日常点検がどのような職務なのかを考えれば難しくありません。

選択肢1. 運行管理者

道路運送車両法施行規則において、日常点検の結果に基づき運行の可否は整備管理者が行うことのできる権限とされており、この選択肢は誤りです。

選択肢2. 整備管理者

道路運送車両法施行規則において、日常点検の結果に基づき運行の可否は整備管理者が行うことのできる権限とされており、この選択肢は適切です。

まとめ

車両整備に関するプロである整備管理者が日常点検の結果に基づく運行可否を決められます。なお、整備管理者の運行可否の後に運転者は運行管理者の行う点呼を受けます。運行管理者は運転者の体調や点検結果を見て安全な運行の確保のための必要な指示、指導を行います。

参考になった数7

03

道路運送車両法の自動車の点検整備に関する問題です。この法律は自動車の整備技術の向上や自動車整備事業の健全な発達に資することを目的としており、整備に関する規定が中心であることを念頭に置いて取り組むとよいでしょう。

選択肢1. 運行管理者

誤りです。

 

日常点検の結果に基づき、運行の可否を決定するのは整備管理者です。

選択肢2. 整備管理者

正解です。

 

法律の目的を考えると、整備管理に関する重要な権限を持つのは整備の担当者=「整備管理者」となります。

まとめ

まず、整備管理者が車両の点検による運行の成否の判断を行い、その結果を受けて運行管理者が運転者の点呼を行うという流れを覚えるとわかりやすいと思います。整備管理者と運行管理者の担当するプロセスと役割の違いを意識して学習に取り組むようにしてください。

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