運行管理者(貨物)の過去問
令和4年度 CBT
道路交通法関係 問15_2

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問題

令和4年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 道路交通法関係 問15_2 (訂正依頼・報告はこちら)

道路交通法及び道路交通法施行令に定める酒気帯び運転等の禁止等に関する次の文中、Bに入るべき字句として【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。

( 1 )何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
( 2 )何人も、酒気を帯びている者で、( 1 )の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがあるものに対し、( A )してはならない。
( 3 )何人も、( 1 )の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない。
( 4 )何人も、車両(トロリーバス及び旅客自動車運送事業の用に供する自動車で当該業務に従事中のものその他の政令で定める自動車を除く。)の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、当該運転者に対し、当該車両を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転者が( 1 )の規定に違反して運転する( B )してはならない。
( 5 )( 1 )の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に血液1ミリリットルにつき0.3ミリグラム又は呼気1リットルにつき( C )ミリグラム以上にアルコールを保有する状態にあったものは、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
  • 車両に同乗
  • 機会を提供

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この過去問の解説 (3件)

01

酒気帯び運転についての問題ですね。

覚えておきましょう。

選択肢1. 車両に同乗

この選択肢が正しいです。

運転者が酒気を帯びていることを知りながら、当該運転者に対し、当該車両を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転者が( 1 )の規定に違反して運転する(車両に同乗 )してはならないですね。

酒気帯びを知っておいた上で、運転してほしいと頼むのもおかしいですよね。

選択肢2. 機会を提供

この選択肢は誤りです。

正しくは、車両に同乗です。

まとめ

よく出てくる問題なので、覚えておきましょう。

参考になった数11

02

「車両等の運転者及び使用者の義務」に関する問題です。

選択肢1. 車両に同乗

正解です。

 

道路交通法第六十五条第四項では、(酒気帯び運転の)「車両に同乗してはならない」と規定されています。

選択肢2. 機会を提供

誤りです。

 

(酒気帯び運転の)「車両に同乗してはならない」が正解です。なお、機会の提供と同じ趣旨の規定として、道路交通法第六十五条第二項に「車両等を提供してはならない」というものがあります。

まとめ

飲酒運転の悲劇を避けるためにも「しない、させない、許さない」の姿勢が求められます。試験に関わらず、交通の安全に重大な影響を与える運行管理者は飲酒運転を禁止する規定を確実に理解する必要があります。

参考になった数5

03

道路交通法第65条の酒気帯び運転等の禁止に関する問題となります。

選択肢1. 車両に同乗

酒気帯びの運転者に対し、自己を運送することを要求・依頼し、その運転者が運転する車両に同乗してはならないと定められており、この選択肢は適切です。

選択肢2. 機会を提供

酒気帯びの運転者に対し、自己を運送することを要求・依頼し、その運転者が運転する車両に同乗してはならないと定められており、この選択肢は誤りです。

まとめ

酒気帯び運転者の車両への同乗禁止は居酒屋などでも目にするような常識的な問題ですが、いまだに根絶されていません。安全な道路交通へ不可欠な決まりとなります。

 

参考になった数3