運行管理者(貨物) 過去問
令和5年度 CBT
問24 (道路交通法関係 問6)

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問題

運行管理者(貨物)試験 令和5年度 CBT 問24(道路交通法関係 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次に掲げる標識に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
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この過去問の解説 (2件)

01

正解は【図の標識は、この先の道路の幅員が狭くなることを表している】です。

訂正箇所は、

×「幅員減少」➡ 〇「車線数減少」

 

つまり、他の選択肢は正しい記載内容です。

『道路交通法』の各標識とその意味をしっかりと

覚えて置けるといいですね。

選択肢1. 解答選択肢の画像

冒頭の解説の通り、正しい内容です。

標識名称は、「大型貨物自動車通行止め」

意味は、「大型自動車、大型特殊自動車、特定中型自動車は通行できない。」

 

ここでの注意点は、「特定中型自動車」について。

特定中型自動車とは、車両総重量が8t以上〜11t未満

          最大積載量が5t以上〜6.5t未満

の車両の事を言います。

選択肢2. 解答選択肢の画像

冒頭の解説の通り、正しい内容です。

標識名称は、「駐停車禁止」

意味は、「8時から20時までの間は駐停車してはならない。」

選択肢3. 解答選択肢の画像

冒頭の解説の通り、誤った内容です。

標識名称は、「車線数減少」

意味は、「現在3車線から、この先一番左の車線が中央の車線と合流し、2車線になる。」

選択肢4. 解答選択肢の画像

冒頭の解説の通り、正しい内容です。

標識名称は、「車両横断禁止」

意味は、「車両は横断することができない。」

 

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02

普通自動車の運転免許をお持ちの方は過去に学習した内容だと思います。また、普段から運転する方は様々な道路標識を見慣れていると思います。そのため、直感的に正誤の判断がつきやすい問題だと思います。

 

ただし、正確にその意味する内容を理解しているとも限らないので、改めて道路標識に関する知識を整理し直す機会にするとよいでしょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正解です。標識中のトラックのイラストは以下の車両を指しています。

①「最大積載量5t以上」または「車両総重量8t以上」の貨物自動車(大型貨物自動車+特定中型貨物自動車)

②大型特殊自動車

 

なお、特定中型貨物自動車とは、「最大積載量5t以上~6.5t未満」または「車両総重量8t以上~11t未満」の貨物自動車を指します。これは中型自動車免許が新設された2007年の道路交通法改正前には大型自動車の区分に含まれていた部分となります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正解です。青地の上で赤色の斜めの帯が2本交差しているこの道路標識は「駐停車禁止」を意味します。上部の”8-20”の白文字は時間帯を指します。

 

なお、似たような標識が複数あるので必ず区別できるようにしておいてください。

例1)青地の上で赤色の斜めの帯が1本の道路標識:駐車禁止(停車は含まれません)

例2)白地の上で赤色の斜めの帯が2本の道路標識:通行止め(「通行止め」の青文字もあります)

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。図の標識は車線数減少を意味します。

 

幅員減少と車線数減少は間違いやすいのでしっかり区別して覚えましょう。

 

選択肢4. 解答選択肢の画像

正解です。図の標識は車両横断禁止を意味します。

 

指定方向外進行禁止と間違いやすいのでしっかり区別して覚えましょう。

まとめ

道路標識は直感的に把握できるものであり、また見慣れているので学習に多くの時間を割かないという判断をする方も多いと思います。

 

ただし、道路標識に関する問題では、本問のように曖昧な理解だと正誤の判断に迷ってしまうものが出題されます。従って、改めて道路標識に関する自分の理解度を把握し、明確に理解できていないものはしっかり区別できるように知識のアップデートを図るのが良いでしょう。

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