管理栄養士の過去問 第28回 栄養教育論 問111

正解：４

ソーシャルキャピタルとは別々の組織同士の信頼や協力関係のことをさし、個人から組織へとネットワークを拡大していくことをいいます。

１．健康祭りで、野菜の購入に使えるクーポン券を配布しただけではネットワークを広げることに繋がるとは言えないため違います。

２．勤労者が利用しやすいよう、スポーツ施設を終夜営業とした個人へのサービスになるため当てはまりません。

３．地域の食品製造業者を対象に栄養成分表示のアドバイスをすることは個人への教育のため当てはまりません。

４．地域ぐるみの子育てを目指すことで子育てサークルというネットワークを広げています。

５．スポーツをする中学生を対象に、個別相談を実施することは個人への教育やアドバイスになるため当てはまりません。

正解は　４　です。

ソーシャルキャピタルとは、人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会組織の特徴を指します。
これを念頭に選択肢を選ぶと、４が該当します。

正解は、4です。

ソーシャルキャピタルとは、別の組織同士が競い合うのではなく、互いに信頼し結びつけることで個人から組織へのネットワークを大きくすることです。


1 . ソーシャルキャピタルの概念には該当しない行動です。

2 . 個人に対する教育やサービスです。

3 . 個人に対する教育やサービスです。

4 . 〇

5 . 個人に対する教育やサービスです。