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管理栄養士の過去問 第28回 応用力問題 問195

問題

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46歳、男性。事務職。会社の健診で検査値の異常を指摘されて来院した。服薬なし。飲酒量は、毎日ビール大瓶2本。喫煙なし。身長168cm、体重84kg、ウエスト周囲長92cm、血圧136/88mmHg。空腹時の採血で血液検査値は、AST 36IU/L、ALT 64IU/L、γ-GTP 164IU/L、総コレステロール213mg/dL、HDL-コレステロール42mg/dL、トリグリセリド255mg/dL、血糖142mg/dL、インスリン10.4μU/mL、HbA1c 7.2%(NGSP)、クレアチニン0.76mg/dL。尿たんぱく(-)。腹部エコー検査で脂肪肝。

この症例の病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
血清LDL-コレステロール値は、120 mg/dLと算出される。
   2 .
インスリン依存状態である。
   3 .
BMIは、26.5kg/m2である。
   4 .
収縮期高血圧である。
   5 .
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)である。
( 第28回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問195 )
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この過去問の解説 (3件)

10
1、LDL=総コレステロール-HDL-(トリグリセリド÷5)なので、120mg/dlとなります。

2、インスリン10.4μU/mLであり、依存状態ではありません。

3、BMIは29.8になります。

4、収縮期、拡張期ともに高血圧です。

5、飲酒習慣があるのでNASHではありません。

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8
1.LDL-コレステロール=総コレステロール - HDL-コレステロール - トリグリセリド ÷5 = 213-42-255÷5 = 120 (mg/dL) と計算されます。よって、正しい答えとなります。

2.インスリン依存状態とは、インスリンが絶対的に欠乏していることをいいます。本症例では、インスリン分泌が10.4μU/mLとされており、分泌が認められることから、インスリン依存状態ではありません。

3.BMIは体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷身長 (m) =84÷1.68÷1.68=29.8 (kg/㎡) です。

4.血圧136/88mmHgは、正常高値血圧です。

5.本症例はビール大瓶2本/日の飲酒歴があることから、非アルコール性脂肪肝炎 (NASH)ではありません。

3
1.○ LDL=総コレステロール-HDL-(TG÷5)で計算できます。LDL=213-42-(255÷5)=120です。

2.× インスリン依存状態ではありません。

3.× BMI=体重÷(身長m×身長m)=84÷(1.68×1.68)≒29.8となります。

4.× 高血圧症は140/90㎜Hg以上です。

5.× 飲酒習慣があるのでNASHとは言えません。

よって正解は1です。

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