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管理栄養士の過去問 第27回 応用栄養学 問103

問題

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習慣的な有酸素運動によって起こる身体の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
血清HDL-コレステロール値は、低下する。
   2 .
安静時心拍数は、低下する。
   3 .
骨格筋のグルコース輸送体(GLUT4)の機能は、低下する。
   4 .
安静時収縮期血圧は、上昇する。
   5 .
最大酸素摂取量は、低下する。
( 第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問103 )
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この過去問の解説 (3件)

7
正解は 2 です。

1:血清HDL-コレステロール値は上昇します。

2:記載の通りです。

3:骨格筋のGLUT4の機能は亢進します。

4:安静時の収縮期血圧は低下します。

5:最大酸素摂取量は増加します。

応用栄養学/運動・スポーツと栄養からの出題です。
有酸素運動を行うことで心臓や肺といった循環器系の維持増進、全身持久力の維持増進が期待できます。エネルギー源は主に脂質となるため、肥満や脂質異常症などの予防効果も期待できます。また運動によって糖質代謝が促進されますので、GLUT4による血中グルコースの骨格筋への取り込みは促進されます。
最大酸素摂取量は持久力を評価する指標となりますが、この維持・増加には有酸素運動が適しているといわれています。

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4
1. 習慣的な有酸素運動では、血清HDLコレステロール値は増加します。血清LDLコレステロールが減少します。よって誤となります。

2. 安静時心拍数は低下します。習慣的な有酸素運動によって、心臓の収縮力が強くなって1回排出量が増大するためです。よって正となります。

3. 骨格筋のグルコース輸送体(GLUT4)の機能は高まります。習慣的な有酸素運動によって、糖質の代謝が高まり、インスリンの細胞膜受容体への結合や、筋収縮が促進されます。よって誤となります。

4.安静時収縮血圧は低下します。習慣的な有酸素運動によって、血中アドレナリン濃度の低下による交感神経の緩和や血管拡張に関わるホルモン分泌の活性化、インスリン感受性が亢進するためです。よって誤となります。

5. 最大酸素摂取量は上昇します。最大酸素摂取量とは、1分間あたりに取り入れられる酸素の最大量のことで、習慣的な有酸素運動によって呼吸器機能等の能力が向上するためです。よって誤となります。

よって正解は、2. となります。

1
正解は 2 です。

1:血清HDL-コレステロール値は、上昇します。
一般的に、運動は血中のLDL-コレステロールや中性脂肪を減少させ、HDL-コレステロールを増加します。

2:有酸素運動で心臓が強化されると、1回の拍出量が多くなるため、安静時心拍数は低下します。

3:骨格筋のグルコース輸送体(GLUT4)の機能は、上昇します。
運動によりエネルギーが消費されると、骨格筋等にブドウ糖を供給するため、インスリンが分泌されます。このインスリンに反応して、GLUT4が細胞膜表面で活動し、グルコースを細胞内に取り込みます。

4:安静時収縮期血圧は、低下します。
習慣的な有酸素運動により、血管を収縮させるホルモンの分泌が抑えられ、逆に拡張させるホルモンの分泌が高まるためです。

5:最大酸素摂取量は、上昇します。
最大酸素摂取量とは、1分間に取り入れられる酸素の最大量のことです。呼吸循環機能の能力を示し、持久力の指標になります。

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