管理栄養士の過去問 第33回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問25

1（×）過呼吸は呼吸性アルカローシスです。呼吸が促進し、二酸化炭素を吐き出し過ぎることで、体内がアルカリ性になります。

2（○）アルドステロンはカリウムの排出、ナトリウムの再吸収を促進します。

3（×）メラトニンは夜間に増加します。

4（×）不感蒸泄は、汗や呼吸に含まれる水分なので、電解質は失われません。

5（×）食後は食事誘発熱といい、熱産生が促進されます。

1.✕
過呼吸では、呼吸性アルカローシスがみられます。

2.〇
原発性アルドステロン症の症状の一つに、代謝性アルカローシスがあります。

3.✕
メラトニンは、夜間の分泌は増加します。

4.✕
不感蒸泄とは、汗以外で皮膚や呼気から自然と蒸発していく水分のことなので、電解質は喪失しません。

5.✕
食物摂取後は、生体における熱産生が促進されます。

1.×　過呼吸では呼吸性アルカローシスが見られ、CO2のはけ過ぎで体内がアルカリに傾きます。

2.○　代謝性と呼吸性があります。

3.×　減少ではなく、増加します。

4.×　不感蒸泄は呼気に含まれる水分と皮膚や気道の粘膜から蒸発する水分の喪失です。

5.×　食事誘導熱産生といい、食後は熱産生が促進されます。