管理栄養士の過去問
第28回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

糖質と脂質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • リン脂質は、ホルモン感受性リパーゼにより分解される。
  • デオキシリボースは、6個の炭素原子をもつ。
  • グルコースは、5個の炭素原子をもつ。
  • ホスファチジルコリンは、糖質である。
  • ホスファチジルイノシトールは、リン脂質である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能からの出題です。

1.ホルモン感受性リパーゼによって分解されるのは、中性脂肪です。リン脂質を分解する酵素はホスホリパーゼです。

2.デオキシリボースは、5個の炭素原子をもちます。核酸を構成する五炭糖にはデオキシリボースとリボースがあって、このうちデオキシリボースはDNAの構成成分です。

3.グルコースは6個の炭素原子をもつ、六炭糖です。化学式はC6H12O6です。

4.ホスファチジルコリンは、脂質です。レシチンとも言います。

5.記載の通りです。ホスファチジルコリンと共に、グリセロリン脂質の一種です。

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02

正解は 5 です。

1:リン脂質は、ホスホリパーゼにより分解されます。

2:デオキシリボースは、5個の炭素原子をもつ五単糖です。その他の代表的な五単糖として、リボースがあります。

3:グルコースは、6個の炭素原子をもつ六単糖です。その他の代表的な六単糖として、フルクトース、ガラクトースがあります。

4:ホスファチジルコリン(別名:レシチン)は、リン脂質で、細胞膜の構成成分です。

5:ホスファチジルイノシトールも細胞膜の構成成分です。

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03

正解は 5 です。

1 リン脂質はホスホリパーゼによって分解されます。ホスホとはリン酸、リパーゼとは脂質のエステル結合を加水分解する酵素のことを指します。

2 デオキシリボースは五炭糖です。

3 グルコースは六炭糖です。

4 ホスファチジルコリンはリン脂質です。レシチンとも呼ばれるグリセロリン脂質の一つです。

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