管理栄養士の過去問
第28回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問22

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

核酸に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • アデニンとシトシンは、相補的塩基対をなす。
  • DNAポリメラーゼは、DNAを分解する。
  • ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、DNAを増幅する。
  • RNAは、チミンを含む。
  • tRNA(転移RNA)は、脂肪酸を運ぶ。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

1 DNAにおいては、アデニン(A)とチミン(T)、グアニン(G)とシトシン(C)が相補的塩基対をなしています。RNAにおいては、チミンがウラシルに置き換わります。

2 DNAポリメラーゼはDNAを合成して、伸長させる酵素です。

4 RNAはアデニン、ウラシル、シトシン、グアニンを含みます。

5 tRNAはアミノ酸を運びます。
mRNAの塩基配列を読み取り、tRNAが決められたアミノ酸を運ぶことによって、タンパク質が合成されます。

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02

正解は 3 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能からの出題です。

1.アデニンと相補的塩基対をなすのはチミンです。シトシンはグアニンと対をなします。

2.DNAポリメラーゼは、DNAを合成します。別名はDNA合成酵素です。

3.記載の通りです。ポリメラーゼ連鎖反応法は、酵素反応によって特定の遺伝子配列をもつ二本鎖DNAを繰り返し複製して増幅する方法です。

4.RNAを構成する塩基は、アデニン、シトシン、グアニン、ウラシルです。チミンはDNAを構成します。

5.tRNA(転移RNA)が運ぶのは、アミノ酸です。決まったアミノ酸と結合します。

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03

正解は 3 です。

1:アデニンとチミン、グアニンとシトシンが、それぞれ相補的塩基対をなしています。

2:DNAポリメラーゼは、DNAを合成します。

4:DNAはアデニン、チミン、グアニン、シトシンを含みます。RNAはアデニン、ウラシル、グアニン、シトシンを含みます。

5:tRNAは、アミノ酸を運びます。

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