管理栄養士の過去問
第28回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問20

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトの細胞の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。lつ選べ。
  • iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、受精卵を使用する
  • 滑面小胞体では、グリコーゲン合成が行われる。
  • 細胞膜は、リン脂質の二重層からなる。
  • 赤血球には、ミトコンドリアが存在する。
  • リソソームでは、たんぱく質の合成が行われる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

1 iPS細胞は、体細胞からつくられます。受精卵から作られるのはES細胞です。

2 滑面小胞体ではステロイドや脂質の合成が行われます。また、グリコーゲンは細胞質で合成されます。

4 赤血球は無核であり、ミトコンドリアも持っていません。

5 リソソームは加水分解酵素をもち、細胞内に取り込まれた老廃物や異物の加水分解を行います。

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02

正解は 3 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/人体の構造からの出題です。

1.iPS細胞は受精卵を必要としません。これまでES細胞では受精卵を使用していたため、倫理面で問題指摘をする声もありましたが、iPS細胞は遺伝子で良いため今後の再生医療に向けて期待が寄せられています。

2.グリコーゲンの合成は肝細胞と筋肉細胞の細胞質で行われます。

3.記載の通りです。

4.赤血球にはミトコンドリアや核などの細胞内小器官は存在しません。

5.リソソームでは、たんぱく質の分解が行われます。

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03

正解は 3 です。

1:iPS細胞は、人間の皮膚などの体細胞を使用して作成します。

2:細胞は、細胞膜に囲まれ、その中に核と細胞質と細胞内小器官が存在します。滑面小胞体は細胞内小器官の一種で、脂質の合成等を行います。

4:赤血球には、ミトコンドリアが存在しません。

5:リソソームは細胞内小器官の一種で、加水分解酵素を有しています。

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