管理栄養士の過去問
第28回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問25
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
アミノ酸・たんぱく質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- ユビキチンは、たんぱく質合成に関与する。
- γ-アミノ酪酸(GABA)は、チロシンから生成される。
- プロテアソームは、たんぱく質の分解に関与する。
- ドーパミンは、グルタミン酸から生成される。
- オートファジー(autophagy)は、過食によって誘導される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:ユビキチンは、細胞内でたんぱく質を分解します。
2:γ‐アミノ酪酸は、グルタミン酸から生成されます。
4:ドーパミンは、チロシンから生成されます。
5:オートファジーとは、自食作用とも呼ばれ、細胞内のたんぱく質を分解する作用のことです。異常なたんぱく質を排除するなどの目的の他、たんぱく質の不足時には必要なアミノ酸を確保するために、あえてたんぱく質を分解します。つまり過食時ではなく、飢餓時にオートファジーは誘導されます。
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02
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質の代謝からの出題です。
1.ユビキチンは不要なたんぱく質に共有結合し、たんぱく質の分解に関与します。
2.γ-アミノ酪酸(GABA)は、グルタミン酸から生成されます。
3.記載の通りです。ユビキチン-プロテアソーム系という、たんぱく質を分解する機構です。
4.ドーパミンはチロシンから生成されます。
5.オートファージは自食作用ともいい、栄養飢餓のときに自分自身の一部を分解して栄養素を得る反応を起こします。そのため絶食で誘導されます。
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03
1 ユビキチンは、細胞内でのタンパク質の分解に関与しています。ユビキチンが修飾したタンパク質は、プロテアソームによって分解されます。
2 γ-アミノ酪酸は、グルタミン酸から生成されます。
4 ドーパミンはチロシンから生成されます。
5 オートファジーとは、飢餓時に生じるタンパク質の分解作用のことで、自食作用とも呼ばれています。エネルギーを得るためにリソソームにおいてタンパク質が分解されます。
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